【野村克也さんの誕生日がやってきました!83歳です。記念すべき日にノムさんこと野村克也さんの言葉力に学び、感じたいと思います^^】

ノムさん、お元気でうれしいです。あなたの生き様と言葉に学んでいます。

ノムさん大好きな月見草パパです。

私の心に響いたとっておきの言葉を今日は紹介します。

これからも元気に、プロ野球を、プロフェッショナルを、生き方を、ボヤいてください!!

スポンサーリンク

 

●「一つ一つのプレーに根拠をもってやってほしい」

・「失敗」にこそ成長のヒントが隠れている。「挫折」は次へのステップに欠かせない屈伸運動。そして「劣等感」は、心の火を燃やすエネルギーになる。

・小さなことをコツコツと積み重ねた結果、偉業とも言える大記録を手にしたイチローと私は言葉を交わさなくとも想いが一つになった瞬間だったと思っている。

・一つ一つのプレーに根拠をもってやってほしいと願っている。試合後のヒーローインタビューなどで、バッターから『勝手に体が反応しました』と言った言葉が出ると腹が立つし、悲しい。

 

野村克也の本「小事が大事を生む②」野村克也がイチローへ抱く想い

 

●「マー君の日ごろの姿勢や努力が運につながっていた」

・マー君の例で言えば、マー君の日ごろの姿勢や努力が運につながっていた。つまり、きちんとしたプロセスがあったからこそ、運を呼び込み、いい結果につながっていたのだ。

・そもそも、私がなぜ野球の神様を信じているのか。それは、努力を信じているからだ。

・私はこう見えても気が小さくて人がいい。そのうえ本当は怠け者だ。そういう男はこういう強い女に叱咤激励されなければ何ひとつ満足に成し遂げられないということを見抜かれていたのだ。だれが見抜いていたのか。それは神様と女房だ。どっちも『カミさん』だ。

 

野村克也の本「運」を徹底解説・マー君から展開される運考察が深い!

 

●「83歳になる老いぼれの話を、あんたら、なぜ聞きたがるんだ?」

・教えてほしい。今年で83歳になる老いぼれの話を、あんたら、なぜ聞きたがるんだ?」
取材に来た雑誌社の人間に、一度、真剣に尋ねたことがある。
いまのプロ野球事情をどう思うか。プロフェッショナルとは何と考えるか。あるいは生き方や働き方へのアドバイスに至るまで――。なぜか一介の年老いた野球評論家である私のところに話を聞きにきたがる人が、実に多いからだ。
すると、彼らに即答された。
「いや、他にないからですよ」
まったくその通り、と笑ったものだ。

●「野村沙知代というかけがえのない女性と出会えた」

・男女関係は勝負と似ている。敵を知り、己を知って落とし、落とされる・・・。だから女性を味方にするためには、相手をよくよく観察して洞察することから始まるのだろう。まあ、最終的に私はリードされる以上に、仕事もカネも含め、完全なる沙知代監督の「支配下選手」になっていたが。
そんな彼女がいなくなった。
いまだから本当のことがいえる。あの占い師は間違っていた。
私は野村沙知代というかけがえのない女性と出会えた。それは紛れもない成功だった。

 

野村克也新刊・番狂わせの起こし方【書評】間違いなくおすすめ本です!!

最後に ノムさんありがとう

▼私は関西出身で幼いころから周りはみんな阪神ファンか巨人ファンばかり。
それでも「江夏の21球」をテレビで見てからはやっと野球から勝負を感じて
カープファンとなりました。カープファンと人にいうと
「強いチームが好きなんですね」と言われるのがうれしかったです。▼しかし、高校をでて社会人となったときにさまざまな挫折や社会の厳しさを
感じました。そのときに、弱体球団だったヤクルトスワローズをみるみる間に
強いチームに変えたのがノムさん、あなたでした。ノムさんはいま考えても
つくづく東京の球団でちょっと気取っているヤクルトに似合わないと思えるのに、
「野村ヤクルト」は弱者がどうやって強者をやっつけるかのシンボルになりました。
いつの間にかノムさんには「ID野球」という言葉とともに、
ヤクルトのユニフォームがとっても似合う「強いチーム」の監督そのものでした。▼私はいつの間にかヤクルトの試合が大好きになり、当時から書かれていた
ノムさんの本には、考えることによってどう行動が変わるかということ、
正しい努力によってどんな大きな山にも登ることができるのだということ、
人の気持ちに入っていくには感じて対応する必要があることなど、たくさんのことを
学びました。当時何度も読んだ「敵は我に在り」は私の本棚にずっとあり、いまでも
読み返します。高校卒で社会にでて、特段の華もなく、脇役が多かった自分は
ノムさんの活躍に自分を重ねて生きる希望を得ました。
どうやったら自分の仕事や人生に活かせるか、何を改善するか、課題にするか、
ノムさんから学んだことは自分の成長の力になりました。

▼いま社会にはAI(人口知能)というものが登場しはじめていますが、AIは高度な計算は
できても、自分で課題を設定できないのだと最近文献で読み、納得しました。
つまり、ノムさんがいう、感じることができないのだと思います。ですから、
AIがどんなに能力を高めようが、感じる力を磨いて、そして考え、行動することに
人間の利点があり、決してAIに負けないものがあると、ノムさんの本を読んで確信しています。

▼私の思い出に戻りますが、ヤクルト監督時代の長嶋カンピューターへの批判で盛り上げるボヤキ、
92年、93年の森監督の常勝球団だった西武ライオンズとの日本シリーズは最高でした。
95年の仰木監督のオリックスとの日本シリーズでイチローをマスコミも使ったボヤキの
心理戦で封じたことも見事でした。私はいつまでも野村ヤクルトが見たい気持ちでした。

▼私は、社会人としてのキャリアもつんできたころ、ノムさんは阪神と楽天の監督をされました。
どちらもノムさんの後に星野仙一さんが監督として優勝させましたね。ノムさんの土台づくりが
実ったものだとだれもが認めています。

▼ノムさんの本も楽しみにし、今は30冊ほどは読んでいますが、もう110冊書かれているとか!!
ノムさんが書かれるよりも早く読み切りたいものです。最近の本は「運」とか「番狂わせ」とか
「手紙」とか、野球から得られた経験と知識をテーマごとに総括されている思いで、
どれも面白く読ませていただいています。ノムさんの本には、平坦なことを書いたものはなく、
どれも努力と実感がこめられた重みがあります。それでいて、しっかり話の終わりには
笑わせてくれる “落ち” まであって、おしゃれな大人の作法にあこがれます。

▼私はもうすぐ50代ですが、愛する妻と中高生の息子とともに楽しく暮らせていることに
感謝しています。息子が一時期少年野球をやりましたが、怒鳴り、ガチガチに教えたがる
コーチなどのもとで残念ながらやめてしまいました。
息子らがノムさんの魅力を感じてくれるまでは、まだ年月がかかりそうですが、
私の本棚に「野村克也著」の本が多いことはいつか気づいてくれるだろうと楽しみにしています。

▼私はノムさんの歳になるまで、まだ30年以上あります。まだまだ学んで勝負できる歳です。
いやノムさんは今も勝負されているのだと思いますが。
ノムさんがいまもコラムや書籍の執筆、野球の解説、いいタイミングで社会のご意見番として
ボヤかれていることをとても楽しみにしています。いつか自分が80代になっても、ノムのように、
ニッと笑って、時にはお茶目に、しかし言うべきははっきり言う。
そういう大人、老人に向かいたいと思います。

▼若いころ、一度講演会に行く機会を逃しました。最近のサイン会も仕事でいけませんでした。
機会を狙い定めて必ずお会いしたいと思っています。

▼最後に、83歳のお誕生日本当におめでとうございます!
あなたのお陰で私は失敗を成長と読むことができるようになりました。
どうか、これからも楽しくノムさんらしくボヤきまくってください。
いつも、ありがとうございます^^。     (月見草パパ)

スポンサーリンク