富山出身の山内マリコさん原作【ここは退屈迎えに来て】の感想をがっつり綴ります!
10月5日に富山「JMAX THEATER」で行われた【ここは退屈迎えに来て】の試写会に行って来ました!!舞台挨拶には主演の橋本愛さん、原作者の山内マリコさんが登壇され上映前にお話しを聞くことができたので、富山大好き「みこりん」が映画の感想とともに、徹底レビュー致します!!

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JMAX THEATER

試写会は富山市総曲輪ユウタウンにあるJMAX THEATERにて行われました。「みこりん」はなんとJMAX THEATERで映画を観るのは初めて。しかも、橋本愛さんと山内マリコさんをこの目で見られるなんて!!ドキドキが止まりません。。神様!試写会当ててくれてありがとう!!

館内は全編富山ロケということもあって、「ここは退屈迎えに来て」「散り椿」のポスターがたくさん貼ってありました。

予告編でチラリと観てはいたものの、映画のなかで富山の街がどんな風に出てくるのか、そして「みこりん」のロケ地予想は当たっているのか…原作の世界観は生かされているのか…気になるところが満載です!!

原作のあらすじ・キャスト情報はここから↓
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「みこりん」が予告編で観て実際に訪れたロケ地はこちら↓↓
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舞台挨拶

端っこではありましたが、前から2列目に座った「みこりん」は橋本愛さんの綺麗な顔がよく見えました。
細い…そして顔が小さい。。背が高くてスレンダーでとにかく美しい。。
みんなが橋本愛さんに釘付け

そんな女優さんの隣にはこれまた美人で有名な原作者の山内マリコさん。

富山出身の山内マリコさんは、デビュー作が映画化されると決まったときはどんな気持ちでしたか?と聞かれ、無事に映画化されてホッとしている。と答えてらっしゃいました。
何度か映画化の話がポシャッたことがあるらしく、実現するまではまわりに言わなかったとのこと。

色んな想いがあり、やっとここまできたんだろうなぁとしみじみ。富山を舞台にしてくれて本当にありがとうございます。

そして富山の街がスクリーンになった感想として、なんだか恥ずかしい気持ち。自分の家のリビングが映し出されたよう。。富山県民の皆さんは照れずに直視して欲しいとのことでした。

橋本愛さんのインタビューでは、自分にいちばん近いキャラクターは誰ですかと聞かれ、みんなのなかにそれぞれ1個は似ている部分があるけど渡辺大知さんが演じた「新保」くんがいちばん近いかも。と意外な答え。
【ここは退屈迎えに来て】の映画化が進むまえから原作を読んでいたという橋本愛さんは現場が終わるまで半分読者のような気分だったそうです。

自分が読んでいた作品の登場人物になれるなんて女優さんならではの特権ですね!羨ましい!

とにかくインタビューの受け答えがしっかりしてて、橋本愛さん何歳なんだ!?と思ってしまうくらいでした。さすが女優さんだな~。尊敬。

そんな女優さんを立ててか前に出ず控え目にされていた山内マリコさんもとっても素敵でした。

映画感想

初っ端に見慣れた道路が映し出され、山内マリコさんが言っていた「恥ずかしい」という気持ちがすぐに理解できました笑
他県の方にはなんてことないシーンですが、富山県民にとっては馴染みの深い41号線や呉羽山手前の道路などが映し出され、改めて観るとなんともいえない気恥ずかしさ。
でも富山県民は絶対要チェックだし、関係ないけど他県の皆さまには富山県に観光で遊びに来てみて欲しい!!映画で観る限りなかなかの田舎ですが、自然あふれる素敵な場所です笑

「みこりん」も10代~20代のときには富山って何にもないな~と感じていた時期があったので高校卒業してから都会に出ましたが、途中で帰ってきた橋本愛さん演じる「わたし」と同じUターン組です。
今では富山大好きで富山を応援している訳ですが、共感できる部分がたくさんありましたよ。

色んな登場人物がどこかで繋がっていてさまざまな時系列で出てくるので原作を全部読んでいないとパッと理解するのは難しいかもしれません。映画を観てから本を読んでなるほど~と思うのもありかもしれませんね。

「みこりん」が一番印象に残ったのは「あたし」と遠藤のホテルの場面。ベッドシーンがなんともリアルで、そのあとの歌いながら道路を歩くシーンも門脇麦さんの演技力が圧巻でした。

期待していたプールでの青春時代のシーンはすぐに終わってしまって残念でしたが、ここの場面にはエキストラとして山内マリコさんも参加されたとのことなので、観に行かれるかたは忘れずに探してみて下さいね!!ヒントは「黄色」です。

成田凌さんの制服姿が拝めるというありがたいシーンに感謝しながら観ていたのですが、橋本愛さんと柳ゆり菜さんの制服&ルーズソックス姿も観られるという嬉しいサプライズ!?もありました。
ルーズソックス懐かしすぎて一瞬目を疑いましたもんね笑

ロケ地

本編を観てわかったロケ地があったので追加しておきます。気になったロケ地に行ってみるのはとても楽しいのでおススメですよ~!

文苑堂新湊店

門脇麦さんのバイト先という設定で使われたのが新湊にある文苑堂書店でした!門脇麦さん演じる「あたし」が文苑堂から出てきて遠藤の車に乗り込むシーンはここで撮影されたみたいです。

中に入るとレジ前に門脇麦さんと亀田侑樹さんのサインが飾ってありましたよ!

ファンの方は必見です!!

文苑堂書店新湊店
富山県射水市善光寺13-10
TEL 0776821770
営業時間 9:00~22:00

トイザらス・ベビーザらス富山店

そして、学生時代の椎名くんが新保くんとハンバーガーを食べていたのはここ!!
五福にあるトイザらスの階段

ここに椎名くん役の成田凌さんが。。本人いないけどなんかドキドキ♡

トイザらス・ベビーザらス富山店
富山県富山市五福1143-1
TEL 0764331008
営業時間 10:00~20:00

あっぷるぐりむ呉羽店

最後に紹介するのは、森繁あかねと山下南がお喋りしていたファミレスの場所は呉羽にあるあっぷるぐりむでした。2人のシーンのほとんどがここだったのではないかな…。

久しぶりに食べに行ってみよ♪

あっぷるぐりむ呉羽店
富山県富山市茶屋町512-1
営業時間 11:00~23:00

作品の全体的な感想としては、本編はサラリと終わってしまって盛り上がる場面は少なかったけれど個人個人がどの場面でどう感じ、どんな風に受け止めるのかを観る側に託された映画だな~と感じました。
そういった意味では単純に面白かった、つまらなかったという簡単なものではなく、深い映画だったといえます。
演者の繊細な表情の変化から読みとれる感情も注目してもらいたいところです!

まとめ

試写会の感想はお役に立てたでしょうか。【ここは退屈迎えに来て】は10月19日から公開です。富山県民のみなさんはもちろん、原作ファンのかた、出演者のファンのかた、そしてそれ以外のたくさんの人にも観てもらいたい映画です。ぜひ、劇場に足を運んでみてください。

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