四ノ宮キコルは金髪美少女で、父四ノ宮功は日本防衛隊長官、母四ノ宮ヒカリは元防衛隊第2部隊隊長というエリート一家のご令嬢です。しかも実際の強さは入隊試験史上1位の解放戦力をたたき出し、専用武器を与えられるほどの実力者です。そんな彼女が主人公日比野カフカと接する際に時折みせる表情がかわいいです。怪獣8号でとても人気のあるキャラクターです。

今回は、ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』でのヒット作、『怪獣8号』の四ノ宮キコルの魅力をかわいいポイントや専用武器などの強さ、名言・見所などから徹底的に紹介していきます！

※ネタバレも含んでしまうので、ネタバレが嫌いな方はお気を付けください。

四ノ宮キコルのプロフィールとは?!誕生日や性格など徹底解説!!

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　1巻　第3話】

四ノ宮キコルのプロフィールは

年齢は16歳
誕生日は9月7日の乙女座
身長は157cm
好きな物は怪物退治、紅茶(特にダージリン)、大きい犬
趣味は怪獣殺し

です。怪獣殺しが趣味といえるほど怪獣退治が身に染みているのが末恐ろしいです。

初登場シーンは日比野カフカと市川レノが2時試験会場立川基地にやってきた際、彼らに駐車場で声かけるところです。声かけた言葉が「そうあんたよおじさんさっさと気づきなさいよウスノロ」でしたが・・・初対面でこの言葉遣いは度肝を抜かれました。両親が防衛省のエリートだったこともあり、防衛隊にはいるためのエリート教育を施されます。東京討伐中学校を首席合格し、16歳でカリフォルニア討伐大学を飛び級で最年少首席で卒業しました。そういう教育をうけてきた四ノ宮キコルはお嬢様気質になるのは当然かもしれません。ですが、日比野カフカなど仲間たちとかかわる中でデレる表情を見せます。そういうツンデレな一面が四ノ宮キコルってかわいいなって思うんですよね。

四ノ宮キコルは希望の星?専用武器や解放戦力から強さを徹底解説!!

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　1巻　第5話】

入隊試験時ですら、四ノ宮キコルは史上最強の逸材という前評判でした。そして四ノ宮キコルは、入隊時の記録を次々と塗り替えていきます。

入隊前解放戦力測定で、解放戦力46%が測定され、最高記録をたたき出す。
怪獣の本体である本獣をたった1人で撃破する。
2次試験のリタイアを0人のまま、試験終了に持ち込む。

入隊試験での数々の偉業を成し遂げ、防衛隊も首席で合格しました。この入隊試験で突発的に現れた怪獣9号には全く歯が経ちませんでしたが、日本の希望の星と期待されるのもうなずけます。

しかもその後の成長も著しいです。入隊してから2か月の訓練で、最大解放戦力55%まで向上していました。一般隊員は、入隊試験前ではほとんどが解放戦力10%未満であり、訓練をうけても解放戦力20～30%で止まってしまい、キャリアを終えます。そんな中、四ノ宮キコルは入隊前から既に30%越えしているのです。そして、立川基地でNo3の戦闘力となっていました。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　3巻　第26話】

そこで、特例的に四ノ宮キコルに専用武器が与えられることになりました。通例では、専用武器が与えられるのは、隊長格になってからです。しかし、四ノ宮キコルが入隊した時は、怪獣の強度や数が異常でした。それを危惧した防衛隊は、四ノ宮キコルにも専用武器を与えることになったのです。

与えられたのは、巨大な斧です。型番は03 Ax-0112です。おそらく四ノ宮キコわル以上の長さがあるでしょう。「無骨すぎて私には似合わないことかしら」と愚痴を言っていますが、巨大な斧を豪快に振り回す姿は、とてもお似合いです。自信家で高圧的な性格なので、ガンガン攻めることができる斧という形態が性に合っていたんだと思います。市川レノも同様の感想を抱く訳です。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　3巻　第26話】

専用武器は怪獣から得られる怪獣素材から作られます。四ノ宮キコルの専用武器は、品川で討伐された本獣のユニ器官(怪獣ごとの特性を発揮する期間)から作られました。そのユニ器官は衝撃波を発生させる器官だと推測されます。斧にはトリガーがあり、トリガーにて通電させると衝撃波が発生するようになっています。このトリガーにより、斧特有の攻撃力の高さと衝撃波を利用した加速を用いた戦闘術、隊式斧術が開発されました。隊式斧術の破壊力はとてつもなく、かなりの硬度を持つ翼竜系怪獣を真っ二つにできるほどなのでした。現在判明している隊式斧術の種類は以下の通りです。

隊式斧術1式落雷：動作中後方に衝撃波を発生させ、斧を加速させる技
隊式斧術2式水切：衝突時前方に衝撃波を発生させ、斧の攻撃力を向上させる技
隊式斧術3式半月：衝撃波を利用して、半月のような軌道を描き、対象物を叩き斬る技
隊式斧術6式達磨落：自身が高速回転をすることで、達磨落としのように相手を切り刻む技

隊式斧術を用いた四ノ宮キコルの怪獣討伐は、鬼に金棒の強さでした。立川基地の第3戦力として申し分ない強さを見せてくれており、安心感を感じます。中ボスは四ノ宮キコル1人で大丈夫な気がします。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　5巻　第39話】

立川基地襲撃のため、機能しなくなった立川基地に所属する第3部隊の新人隊員は各部隊に転属になりました。その際、四ノ宮キコルは第1部隊に転属になりました。第1部隊は怪獣大国日本の最強部隊として、名が知られていました。四ノ宮キコルも力不足を痛感していました。だからこそ、第1部隊転属は願ってもなかったのです。

第1部隊隊長の鳴海弦のニートぶりにはうんざりしていましたが、現在の防衛省最強戦力である彼から学ぼうと、訓練終了後、鳴海弦隊長に練習に付き合ってもらおうと足を運んでいました。そして、その結果は品川区襲撃で現れており、四ノ宮功の側近もその実力を認めているほどです。

特に隊式斧術6式達磨落によって怪獣9号を切り刻む姿は第1部隊での成長を感じさせます。

四ノ宮キコルの強さの原動力は?母四ノ宮ヒカリと父四ノ宮功の愛と四ノ宮キコルの約束とは!!

四ノ宮キコルは日本防衛隊長官である四ノ宮功と元第2部隊隊長ワルキューレの四ノ宮ヒカリの娘です。日本最強と言われれ、防衛隊のトップの元に生まれた四ノ宮キコルは防衛隊のエリート教育を施されます。東京討伐中学校を首席合格し、16歳でカリフォルニア討伐大学を飛び級で最年少首席卒業するほどでした。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　1巻　第7話】

しかし、父親である四ノ宮功は「首席合格は当然だ」と常に完璧であることを求めました。

「歩みを止めるな」
「他の追随を許すな」
「圧倒的な存在になれ」

と四ノ宮功から厳しい教育をうけていました。この言葉を聞いた時の四宮キコルは寂しい表情が忘れられません。褒めてもらいたかったでしょうし、認めらないことがとても悲しかったかもしれません。

父である四ノ宮功の厳しい教育もそのような教育を耐えた四ノ宮キコルも、努力することができたのは母である四ノ宮ヒカリの存在でした。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　6巻　第44話】

四ノ宮ヒカリは元第二部隊隊長で、識別怪獣兵器ナンバーズ4を持ち、ワルキューレと呼ばれるほど強い隊員でした。四ノ宮キコルは、怪獣から国民を守るヒーローだった母四ノ宮ヒカリが大好きでした。怪獣を倒しても、四ノ宮ヒカリは家族の前に明るく帰ってきました。家族を明るく照らす四ノ宮ヒカリは、四宮キコルや四ノ宮功に愛されていました。そんな四ノ宮キコルがある時、ママを守ってあげると四ノ宮ヒカリに語り掛けました。その後にいったセリフとなります。四ノ宮ヒカリの愛がとてもよくわかりますね。しかし、四ノ宮ヒカリは、怪獣6号の群発災害を抑えるために、死んでしまいました。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　6巻　第44話】

母四ノ宮ヒカリが死んでしまいました。ママを守ると決めたのに、四宮キコルは母と一緒に戦い、ママを守ると誓ったのに、守れず、悔しくて仕方がありませんでした。ママを守れなかった悔しさ、約束を守れなかった不甲斐なさ、そして父四ノ宮功の表情から感じ取った決意。だからこそ、四ノ宮キコルは自分のいる戦場では仲間を死なせないと決意したのでした。大好きだったママの代わりに人々を守るために。

四ノ宮キコルかわいい!!名言・見所を徹底解説!!

四ノ宮キコルは高圧的でアグレッシブな性格だと市川レノから言われています。普段は攻撃的で、自信たっぷりなのですが、時折、可愛らしい一面を見せるのです。ここではそういう四ノ宮キコルの可愛らしい一面を紹介していきます。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　2巻　第21話】

上記シーンは、四ノ宮キコルの初任務である相模原討伐作戦の出来事です。市川レノと古橋伊春が怪獣9号に襲われ、彼らを助けに日比野カフカは怪獣8号に変身して向かいます。日比野カフカが怪獣8号であることを知っている四ノ宮キコルは冷や冷やして仕方がありませんでした。仲間を助けるために平気で怪獣8号になるうえ、怪獣8号になったヒビノカフカは防衛隊員に攻撃されていたからです。でも、「ただいま」と日比野カフカが無事に帰ってきました。一安心して安堵の表情をみせつつ、日比野カフカに指摘され、恥ずかしがりツンデレになる四ノ宮キコルの様子に、ファンになる人も多かったことでしょう。私のこのシーンを見て、可愛らしいなと感じました。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　5巻　第44話】

なんと可愛らしい親子風景でしょう！ママが大好きな少女が抱きつく様子がとても癒されますね。この少女は、四ノ宮キコルなのです。四ノ宮キコルは母親が大好きでした。母親は四ノ宮ヒカリ、第2部隊長でテレビでも活躍が放映されているほどの有名人でした。そんなママが帰ってくると、うれしくてたまらなくて、抱きついたのでした。今の四ノ宮キコルからはとても想像つかないですよね。そういう姿をみて、改めて可愛らしいなと感じました。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　6巻　第45話】

日比野カフカは四ノ宮功と戦った時に怪獣8号となった元凶の怪物に飲み込まれました。日比野カフカは怖れていたのでした。自分が四ノ宮キコルや亜白ミナなど仲間たちを殺してしまう未来をです。それを知った四ノ宮キコルは、日比野カフカにカツを入れた時のセリフです。四ノ宮キコルの真の強さ、これが四ノ宮キコルの魅力を醸し出しているのだと思います。

【松本直也　「怪獣8号」　集英社　少年ジャンプ+　7巻　第48話】

品川討伐作戦は怪獣8号に変身した日比野カフカとナンバーズ1の本領を発揮した鳴海弦のおかげで、怪獣9号を討伐できました。品川の余獣たちも殲滅し続けた結果、品川討伐作戦は無事に完了できました。これは四ノ宮キコルの活躍の賜物でした。四ノ宮キコルの成長を現場で見守っていた父四ノ宮功は、あれだけ厳しい言葉をかけ続けていたのに、よくやったと初めて労う言葉をかけたのでした。唐突で信じられない言葉に、驚愕し、この後泣いてしまいます。普段は高圧的な態度をしていますが、こうやって、にじませるかわいい表情が私は大好きです。

まとめ

四ノ宮キコルについて徹底的に紹介しました。入隊前から史上最強の逸材として注目され、圧倒的な実力で怪獣を倒しまくります。エリート街道まっしぐらで進んできた四ノ宮キコルは、高圧的で攻撃的な性格ととなります。基本的に口が悪いですが、日比野カフカに見せるかわいい一面もあるとても魅力的な美少女でした。立川基地襲撃事件で、立川基地は機能しなくなり、新人は他基地へ移動になります。四ノ宮キコルは既に小隊長クラスの実力がある隊員です。今後は、四ノ宮部隊ができてもおかしくないでしょう。専用武器で怪獣を無骨に豪快に叩き斬ってほしいなと思います。今後も四ノ宮キコルの活躍を伝えていきたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

※今後もどんどん情報を追記予定です！