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鹿児島県の方言一覧100選|かわいい・よく使う言葉・面白い・難しい方言の意味と例文

鹿児島県の方言には、「もぜ」のようなかわいい言葉や、「おやっとさあ」などよく使う挨拶があります。「すんくじら」の面白い響きや、「びんた=頭」のように初めて聞くと難しい意味も気になりますよね^^

鹿児島市周辺や薩摩・大隅の言葉を中心に、昔ながらの表現も含めた100選を、意味・使う場面・例文で紹介します。

言葉から探す(50音順)

鹿児島のかわいい方言・親しみのある言葉10選

かわいさや好意を伝える言葉と、響きに親しみを感じる呼び方を集めました。

1. もぜ

意味:かわいい、愛らしい。

使う場面:子どもや動物のしぐさに心が和んだとき。

例文:この子犬、もぜね。→ この子犬、かわいいね。

「もぞか」「むぜ」なども同じ意味の言い方です。

2. すっじゃ

意味:好きだ。

使う場面:好きな相手や気に入ったものを伝えるとき。

例文:あたいは、あんたがすっじゃ。→ 私は、あなたが好きだ。

3. げんね

意味:恥ずかしい、照れくさい。

使う場面:褒められたり、人前に出たりして照れるとき。

例文:みんなの前では、げんねなあ。→ みんなの前では、恥ずかしいなあ。

4. とぜんね

意味:寂しい、心細い。

使う場面:親しい人と離れて、物足りなく感じるとき。

例文:あんたがおらんと、とぜんね。→ あなたがいないと、寂しい。

5. おごじょ

意味:娘さん、若い女性。

使う場面:若い女性について親しみを込めて話すとき。

例文:隣のおごじょが、花を届けてくれた。→ 隣の娘さんが、花を届けてくれた。

「美人」だけを指す言葉ではありません。

6. よかにせ

意味:好青年、格好のよい若い男性。

使う場面:青年の容姿や雰囲気を褒めるとき。

例文:久しぶりに会ったら、よかにせになったね。→ 久しぶりに会ったら、すてきな青年になったね。

「にせ」は青年のこと。「偽物」という意味ではありません。

7. あたい

意味:私。

使う場面:親しい間柄で、自分のことを話すとき。

例文:あたいも、その写真が欲しい。→ 私も、その写真が欲しい。

8. ぼんの

意味:愛情、かわいがる気持ち。

使う場面:家族などに注ぐ愛情を表すとき。

例文:孫へのぼんのが深いね。→ 孫への愛情が深いね。

昔ながらの言い回しです。

9. あかごんこ

鹿児島市周辺の伝統的な言葉

意味:赤ん坊。

使う場面:生まれたばかりの子について話すとき。

例文:あかごんこが、すやすや寝ている。→ 赤ちゃんが、すやすや寝ている。

10. てんがね

大隅で紹介される伝統的な言葉

意味:利口な、賢い。

使う場面:子どもなどの気の利いた行動を褒めるとき。

例文:一人で支度ができて、てんがね子だね。→ 一人で支度ができて、賢い子だね。

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11. おやっとさあ

意味:お疲れさま。

使う場面:仕事や作業を終えた相手をねぎらうとき。

例文:朝から草取り、おやっとさあ。→ 朝から草取り、お疲れさま。

12. あいがとさげもした

意味:ありがとうございました。

使う場面:手助けやもてなしへの感謝を伝えるとき。

例文:駅まで送ってくれて、あいがとさげもした。→ 駅まで送ってくれて、ありがとうございました。

短く「あいがと」と言う形もあります。

13. あがいやんせ

意味:召し上がれ、どうぞお食べください。

使う場面:用意した食事やお菓子を勧めるとき。

例文:温かいうちに、あがいやんせ。→ 温かいうちに、召し上がれ。

「あがったもんせ」などの言い方もあります。

14. きばる

意味:頑張る、踏ん張る。

使う場面:仕事や練習に力を入れるとき。

例文:大会まで、もうひと月きばるよ。→ 大会まで、もうひと月頑張るよ。

励ます形では「きばれ」。辛抱する意味でも使われます。

15. じゃっど

意味:そうだよ、〜だよ。

使う場面:相手の話を肯定したり、事実を伝えたりするとき。

例文:集合場所は、この広場じゃっど。→ 集合場所は、この広場だよ。

16. じゃっどん

意味:だけれど、しかし。

使う場面:前の話に別の事情を付け加えるとき。

例文:行きたい。じゃっどん、明日は仕事だ。→ 行きたい。だけれど、明日は仕事だ。

17. よか

意味:よい、いい。

使う場面:気に入ったものを褒めたり、了承したりするとき。

例文:窓から桜島が見えて、よか部屋だね。→ 窓から桜島が見えて、いい部屋だね。

18. わっぜ

意味:とても、ものすごく。

使う場面:驚くほどの程度を強調するとき。

例文:展望台は、わっぜ風が強い。→ 展望台は、ものすごく風が強い。

「わぜ」などとも聞こえます。

19. ずんばい

意味:たくさん。

使う場面:物や人の数、量が多いとき。

例文:庭にみかんが、ずんばいなった。→ 庭にみかんが、たくさんなった。

20. いっき

意味:すぐに。

使う場面:間を置かず行動することを伝えるとき。

例文:呼んでくれたら、いっき行くよ。→ 呼んでくれたら、すぐに行くよ。

21. もへ

意味:もう、早くも。

使う場面:思っていたより早い進み具合に気づいたとき。

例文:もへ昼だね。続きは午後にしよう。→ もう昼だね。続きは午後にしよう。

22. がっつい

意味:ちょうど、ぴったり。

使う場面:時間や大きさがうまく合ったとき。

例文:この箱に、がっつい収まった。→ この箱に、ぴったり収まった。

標準語の「がっつり」とは意味が異なります。

23. だれる

意味:疲れる。

使う場面:作業や移動で疲れたことを話すとき。

例文:坂道ばかりで、今日はだれた。→ 坂道ばかりで、今日は疲れた。

強く疲れた様子を「ひんだれた」と言うこともあります。

24. てそか

意味:だるい、体がきつい。

使う場面:体が重く、動くのがおっくうなとき。

例文:朝からてそか。少し横になる。→ 朝からだるい。少し横になる。

「てそい」「てせ」なども同じ系統の言い方です。

25. ぬっか

意味:暑い、暖かい。

使う場面:気温や室内の暖かさを話すとき。

例文:日なたはぬっかね。日陰に入ろう。→ 日なたは暑いね。日陰に入ろう。

「ぬき」などとも言います。

26. さんか

意味:寒い。

使う場面:冷え込む朝や冷たい風について話すとき。

例文:山の朝はさんかね。→ 山の朝は寒いね。

「さみ」などの形もあります。

27. あったらし

意味:惜しい、もったいない。

使う場面:まだ使える物などを手放すのが惜しいとき。

例文:まだ着られるのに、あったらし。→ まだ着られるのに、もったいない。

「新しい」という意味ではありません。

28. あいた

意味:あっ、しまった。

使う場面:忘れ物や失敗に気づいたとき。

例文:あいた、傘を店に置いてきた。→ しまった、傘を店に置いてきた。

痛かったときの声としても使われます。

29. けわするっ

意味:忘れる。

使う場面:予定や持ち物が頭から抜けたとき。

例文:返す本を、けわすれた。→ 返す本を、忘れた。

30. よく

意味:休む、休憩する。

使う場面:一息入れることを勧めるとき。

例文:縁側で、ちょっとよこう。→ 縁側で、ちょっと休もう。

「よくできた」の「よく」とは別の言葉です。

31. かせ

意味:手伝い、加勢。

使う場面:人手が必要な仕事を助けるとき。

例文:引っ越しのかせに来たよ。→ 引っ越しの手伝いに来たよ。

32. きびる

意味:結ぶ、縛る。

使う場面:ひもで荷物をまとめるとき。

例文:新聞をひもできびる。→ 新聞をひもで縛る。

33. かごむ

意味:かがむ。

使う場面:低い位置の物を取ったり、頭を下げたりするとき。

例文:ここは低いから、かごんで通って。→ ここは低いから、かがんで通って。

34. かかじる

意味:引っかく。

使う場面:爪で傷がついたときや、かゆい所をかくとき。

例文:猫が椅子をかかじった。→ 猫が椅子を引っかいた。

「かかじっ」と短くなる形もあります。

35. もどっ

意味:帰る、戻る。

使う場面:外出先から家に帰ることを話すとき。

例文:暗くなる前に、家にもどっ。→ 暗くなる前に、家に帰る。

36. けもん

意味:買い物。

使う場面:店へ出かける用事を伝えるとき。

例文:けもんのついでに、牛乳も買ってくる。→ 買い物のついでに、牛乳も買ってくる。

37. 〜よっか

意味:〜より。

使う場面:二つの物事を比べるとき。

例文:昨日よっか、今日は風が弱いね。→ 昨日より、今日は風が弱いね。

38. いっかすい

意味:教える、言い聞かせる。

使う場面:やり方や心得を相手に伝えるとき。

例文:道具の使い方を、いっかせた。→ 道具の使い方を、教えた。

「いっかすっ」などとも言います。

39. けわる

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:笑う。

使う場面:おかしな話を聞いて笑ったとき。

例文:昔の写真を見て、みんなでけわる。→ 昔の写真を見て、みんなで笑う。

40. ひったまがっ

意味:ひどく驚く、びっくりする。

使う場面:突然の音や思いがけない出来事に驚くとき。

例文:すぐそばで雷が鳴って、ひったまがった。→ すぐそばで雷が鳴って、びっくりした。

「たまがる」の意味を強めた言い方です。

鹿児島の面白い方言・響きがユニークな表現20選

41. てげてげ

意味:ほどほど、大まか、いい加減。

使う場面:細部にこだわりすぎないときや、雑さを指摘するとき。

例文:その辺は、てげてげでよかよ。→ その辺は、ほどほどでいいよ。

「てげ」とも言います。気楽さを勧める場合と、雑だと評する場合があります。

42. いっぺこっぺ

意味:あちこち。

使う場面:いろいろな場所を歩いたり探したりするとき。

例文:鍵を探して、いっぺこっぺ歩いた。→ 鍵を探して、あちこち歩いた。

43. すんくじら

意味:隅、隅っこ。

使う場面:部屋や棚の端の場所を伝えるとき。

例文:予備の電池は、引き出しのすんくじらにある。→ 予備の電池は、引き出しの隅にある。

44. ちんがらっ

意味:めちゃくちゃ、ばらばら。

使う場面:物が壊れたり、ひどく散らかったりしたとき。

例文:落とした模型が、ちんがらっになった。→ 落とした模型が、ばらばらになった。

45. へ

意味:灰。文脈によって、ハエやおならも指す。

使う場面:降灰や身近なものについて話すとき。

例文:車の上に、へが積もった。→ 車の上に、灰が積もった。

短い同じ音でも、何の話かによって意味が変わります。

46. よかぶる

意味:格好をつける、気取る。

使う場面:普段より気取った様子をからかうとき。

例文:写真の前だけ、よかぶるね。→ 写真の前だけ、格好をつけるね。

47. ずんだれ

意味:だらしない、しまりのない様子。

使う場面:着崩れた服装や締まりのない様子を指すとき。

例文:シャツが出て、ずんだれになってるよ。→ シャツが出て、だらしなくなっているよ。

相手への評価になるので、褒め言葉ではありません。

48. けすいばっ

大隅などの伝統的な言葉

意味:ひょうきんな人、いたずら好きな人。

使う場面:人を笑わせるおどけ者について話すとき。

例文:あのけすいばっが、またみんなを笑わせた。→ あのひょうきん者が、またみんなを笑わせた。

49. あまる

意味:子どもが騒ぐ、いたずらをする。

使う場面:子どもがはしゃいで落ち着かないとき。

例文:座敷であまると、花瓶が倒れるよ。→ 座敷で騒ぐと、花瓶が倒れるよ。

物が余るという意味だけではありません。

50. もがる

意味:駄々をこねる。

使う場面:思いどおりにならず、ぐずっているとき。

例文:もう一つ欲しいと、もがる。→ もう一つ欲しいと、駄々をこねる。

51. いっこっ

意味:頑固、頑固者。

使う場面:意見をなかなか変えない人について話すとき。

例文:あの人は、道具選びにはいっこっだ。→ あの人は、道具選びには頑固だ。

52. よっごろ

意味:欲張り。

使う場面:必要以上に欲しがる様子を言うとき。

例文:両方欲しいなんて、よっごろだね。→ 両方欲しいなんて、欲張りだね。

53. あさねごろ

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:朝寝坊、朝遅くまで寝ている人。

使う場面:朝になっても起きてこない人を呼ぶとき。

例文:あさねごろさん、朝ご飯が冷めるよ。→ 朝寝坊さん、朝ご飯が冷めるよ。

54. うんだもしたん

意味:あらまあ、これは驚いた。

使う場面:予想していなかったことに驚くとき。

例文:うんだもしたん、庭にタヌキが来てる。→ あらまあ、庭にタヌキが来ている。

「うんだ」「うんだも」と短く言う形もあります。

55. いみる

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:増える、量が多くなる。

使う場面:炊いたり水を含ませたりして量が増すとき。

例文:この米は、炊くとよういみるね。→ この米は、炊くとよく量が増えるね。

56. よっころっ

意味:横になる。

使う場面:体を横たえてくつろぐとき。

例文:畳の上に、少しよっころっ。→ 畳の上に、少し横になる。

57. かくれんご

意味:かくれんぼ。

使う場面:子どもの遊びの名前を話すとき。

例文:庭でかくれんごをしよう。→ 庭でかくれんぼをしよう。

地域や用法によって鬼ごっこを指すこともあります。

58. だいやめ

意味:晩酌。

使う場面:一日の仕事を終え、家でお酒を飲むとき。

例文:今夜のだいやめは、冷ややっこを添えて。→ 今夜の晩酌は、冷ややっこを添えて。

「だれやめ」とも言います。

59. しいたれご

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:末っ子。

使う場面:きょうだいの中で一番下の子を紹介するとき。

例文:うちのしいたれごも、来年は中学生だ。→ うちの末っ子も、来年は中学生だ。

60. かたいごろ

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:おしゃべりな人。

使う場面:話好きで会話が尽きない人について言うとき。

例文:かたいごろが集まると、お茶が何杯も要るね。→ おしゃべりな人が集まると、お茶が何杯も要るね。

鹿児島の難しい方言・意味を知りたい言葉20選

61. びんた

意味:頭。

使う場面:頭に触れたり、頭の痛みを伝えたりするとき。

例文:戸口で、びんたをぶつけた。→ 戸口で、頭をぶつけた。

この用法では、平手でたたく「ビンタ」ではありません。

62. なんだ

意味:涙。

使う場面:うれしさや悲しさで涙が出たとき。

例文:手紙を読んだら、なんだが出た。→ 手紙を読んだら、涙が出た。

63. ぐらしい

意味:かわいそう、気の毒。悲しい、つらい。

使う場面:相手の境遇を気の毒に思ったり、悲しさを感じたりするとき。

例文:楽しみにしていた遠足が中止で、ぐらしいね。→ 楽しみにしていた遠足が中止で、かわいそうだね。

「ぐらし」とも言います。

64. きぞわり

意味:気味が悪い、不気味。

使う場面:正体の分からない音などに不気味さを感じるとき。

例文:誰もいないのに足音がして、きぞわりだ。→ 誰もいないのに足音がして、気味が悪い。

65. くせらし

意味:生意気な。

使う場面:出しゃばった態度や口の利き方を指すとき。

例文:そんなくせらしことを言わんでも。→ そんな生意気なことを言わなくても。

人をとがめる響きがあります。

66. つがんね

大隅などの伝統的な言葉

意味:とんでもない、とっぴょうしもない。

使う場面:思いもよらない提案や大げさな話に反応するとき。

例文:一晩で全部直すなんて、つがんね話だ。→ 一晩で全部直すなんて、とんでもない話だ。

「つがらんね」とも言います。

67. あかくろ

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:夕暮れ、薄暗くなった時間。

使う場面:日が落ちる頃の景色や時刻を話すとき。

例文:あかくろに、港の明かりがともった。→ 夕暮れに、港の明かりがともった。

「あこくろ」とも言います。

68. あくっ

意味:あくび。

使う場面:眠くてあくびが出るとき。

例文:昨夜は遅くて、あくっが出る。→ 昨夜は遅くて、あくびが出る。

69. がらっぱ

意味:河童。

使う場面:川にまつわる昔話や伝説を話すとき。

例文:この川には、がらっぱの話が残っている。→ この川には、河童の話が残っている。

70. いっけ

意味:親類、親戚。

使う場面:親戚同士の集まりについて話すとき。

例文:法事で、いっけが集まった。→ 法事で、親戚が集まった。

71. いっがね

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:指輪。

使う場面:指輪を着けたり、探したりするとき。

例文:大事ないっがねを、箱にしまった。→ 大事な指輪を、箱にしまった。

72. よま

意味:ひも。

使う場面:物を結ぶひもを使うとき。

例文:袋のよまが、ほどけている。→ 袋のひもが、ほどけている。

73. ぎった

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:ゴム。

使う場面:ゴムひもやゴム製のものについて話すとき。

例文:このぎったは、よく伸びる。→ このゴムは、よく伸びる。

74. かざ

意味:におい、香り。

使う場面:花や食べ物などのにおいに気づいたとき。

例文:玄関まで、花のかざがする。→ 玄関まで、花の香りがする。

よい香りにも、嫌なにおいにも使われます。

75. かげ

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:かけら。

使う場面:割れた物の小さな破片について話すとき。

例文:茶わんのかげが、床に残っていた。→ 茶わんのかけらが、床に残っていた。

ここでは、光を遮ってできる「影」ではありません。

76. もま

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:フクロウ。

使う場面:フクロウの姿や鳴き声について話すとき。

例文:森のほうで、もまが鳴いている。→ 森のほうで、フクロウが鳴いている。

77. びっきょ

意味:カエル。

使う場面:田んぼや庭でカエルを見つけたとき。

例文:雨上がりに、びっきょが出てきた。→ 雨上がりに、カエルが出てきた。

「びっ」と短く言う形もあります。

78. たかたろ

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:入道雲。

使う場面:夏空に大きく立ち上がる雲を見るとき。

例文:海の向こうに、たかたろが出ている。→ 海の向こうに、入道雲が出ている。

79. たかめんちろ

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:メダカ。

使う場面:小川などの小さな魚を見つけたとき。

例文:水路に、たかめんちろが泳いでいる。→ 水路に、メダカが泳いでいる。

「たかめん」「たかめんこ」とも呼ばれます。

80. てご

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:かご。

使う場面:物を入れて運ぶかごを使うとき。

例文:摘んだ野菜を、てごに入れる。→ 摘んだ野菜を、かごに入れる。

食べ物・食卓にまつわる鹿児島の方言20選

81. かいも

意味:サツマイモ。

使う場面:畑の収穫や料理の材料について話すとき。

例文:もらったかいもを、蒸しておこう。→ もらったサツマイモを、蒸しておこう。

「からいも」とも言います。

82. おかべ

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:豆腐。

使う場面:豆腐を買ったり、食卓に出したりするとき。

例文:今夜の汁には、おかべを入れよう。→ 今夜の汁には、豆腐を入れよう。

83. きらす

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:おから。

使う場面:豆腐を作ったときに出るおからを料理するとき。

例文:きらすを、にんじんと一緒に煮た。→ おからを、にんじんと一緒に煮た。

84. ぶえん

意味:塩漬けにしていない魚、生の魚。

使う場面:塩蔵品と区別して魚を話題にするとき。

例文:今日は、ぶえんの魚が入ったよ。→ 今日は、塩漬けにしていない魚が入ったよ。

「無塩」に由来する呼び方で、魚の種類の名前ではありません。

85. ちょか

意味:土瓶、急須。

使う場面:お茶や焼酎を入れる器について話すとき。

例文:棚から、ちょかを出しておいて。→ 棚から、土瓶を出しておいて。

「黒ぢょか」は焼酎を温める器として知られています。

86. あまん

大隅などの伝統的な言葉

意味:酢。

使う場面:料理の酸味を調整するとき。

例文:和え物に、あまんを少し足す。→ 和え物に、酢を少し足す。

87. よめじょきび

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:トウモロコシ。

使う場面:畑の実りや夏の食べ物について話すとき。

例文:採れたてのよめじょきびを、ゆでた。→ 採れたてのトウモロコシを、ゆでた。

88. でこん

意味:大根。

使う場面:大根の料理や買い物の話をするとき。

例文:でこんを厚めに切って、煮よう。→ 大根を厚めに切って、煮よう。

89. でず

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:大豆。

使う場面:豆を煮たり加工したりするとき。

例文:でずを一晩、水につけておく。→ 大豆を一晩、水につけておく。

90. よごし

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:豆腐と野菜などを合わせた和え物。

使う場面:白和えのような料理を食卓に出すとき。

例文:ほうれん草のよごしを、小鉢に盛った。→ ほうれん草の豆腐和えを、小鉢に盛った。

この用法では「汚す」という動作ではありません。

91. もっ

意味:餅。

使う場面:正月の食べ物や餅料理について話すとき。

例文:焼いたもっを、雑煮に入れよう。→ 焼いた餅を、雑煮に入れよう。

文脈によっては別の言葉も同じ音になります。

92. ひい

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:ニンニク。

使う場面:料理に香りを付けるとき。

例文:刻んだひいを、油で炒める。→ 刻んだニンニクを、油で炒める。

「昼」などが同じ音になる場合もあります。ここでは食材の意味です。

93. かけめし

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:お茶漬け。

使う場面:ご飯にお茶をかけて食べるとき。

例文:夜食は、さらっとかけめしにしよう。→ 夜食は、さらっとお茶漬けにしよう。

94. しおけ

意味:酒のさかな、つまみ。

使う場面:お酒と一緒に出す料理を選ぶとき。

例文:しおけには、焼き魚を用意した。→ 酒のつまみには、焼き魚を用意した。

塩味の強さを表す「塩気」とは異なる用法です。

95. がね

意味:カニ。また、サツマイモなどを細く切って揚げた郷土料理。

使う場面:カニや、かき揚げに似た料理について話すとき。

例文:揚げたてのがねを、お皿に並べた。→ 揚げたてのサツマイモのかき揚げを、お皿に並べた。

料理としての「がね」は、カニそのものを揚げたものとは限りません。

96. うんまか

意味:おいしい。

使う場面:料理を食べて味を褒めるとき。

例文:この煮物、味がしみてうんまか。→ この煮物、味がしみておいしい。

「うんめ」などの言い方もあります。

97. かてもん

意味:おかず。

使う場面:ご飯と一緒に食べる料理を話題にするとき。

例文:今日のかてもんは、何にしようか。→ 今日のおかずは、何にしようか。

「かてむん」とも言います。

98. がらんつ

鹿児島本土の伝統的な言葉

意味:目刺し。

使う場面:小魚を干したものを焼いて食べるとき。

例文:朝ご飯に、がらんつを焼いた。→ 朝ご飯に、目刺しを焼いた。

99. うんべ

意味:ムベ。アケビに似た実をつける植物。

使う場面:山の実や庭の果実について話すとき。

例文:庭のうんべが、紫に色づいてきた。→ 庭のムベが、紫に色づいてきた。

「んべ」とも言います。

100. かばしか

意味:香ばしい、香りがよい。

使う場面:焼いた食べ物などの香りを楽しむとき。

例文:焼きたての団子は、かばしかね。→ 焼きたての団子は、香ばしいね。

まとめ

聞いたことのある言葉や、意味が意外だった方言はありましたか?「もぜ」のやわらかさも、「ひったまがった」の驚きが伝わる響きも、鹿児島の言葉ならではの面白さがありますね^^

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