せっかく姫路に来たのに姫路城観光だけじゃもったいない!
姫路城は周辺スポットもすごいんです!!
そんな方のために姫路城から徒歩で行ける周辺観光におすすめのスポットを2回に分けてご紹介します。今回は絶対に見て頂きたい○○をご紹介いたします!
姫路市立動物園
姫路城正面の「大手門」を入ってまっすぐ進むと見えてくるのが「姫路市立動物園」
1951年開園の歴史ある動物園は「お城の中の動物園」として親しまれ、地元の子供たちはもちろん親世代にも馴染みのある場所です。
園内はこじんまりとしていますが、動物のほかに子供たちに大人気の昭和な感じの(笑)ミニ遊園地があり、意外と楽しめちゃいますよ!
【動物園の人気ベスト3は?】
100種類もの動物たちがいる姫路市立動物園。
その中の人気ベスト3は・・・?
3位 ペンギン
動物園にペンギン⁉
そうです、水族館でしか見たことがないペンギンが動物園にいるんですよ!
決して広いとは言えないプール(笑)で気持ちよさそうに泳いだり、岩場に上がって日向ぼっこや毛づくろいしているペンギンたち。
見ているだけで心が癒されます・・・。
2位 キリンの「コウスケ」
やはりキリンは近くで見ると背が高くてスタイル抜群!見とれちゃいます・・・。
このコウスケ君の人気の秘密が「右の前足」に隠されています。
さて、なんだと思いますか?
実はハート模様があるんです!
これを見つけると幸せになれるという噂があり、小さな子供から大人までみんな右の前足にくぎづけです。
私は残念ながら見つけられませんでしたが、みなさん是非探してみて下さいね!
1位 ゾウの「姫子」
現在の姫子は2代目。
初代の姫子からの人気を引き継ぎ姫路市立動物園といえば「ゾウの姫子」と言われるほどのシンボル的存在です。
毎日午前9時~と午後3時40分~の飼育員さんによる健康チェックや、冬至の日にはジャンボカボチャがプレゼントされたりと姫子はみんなに大事にされ可愛がられています。
【これは絶対に見て欲しい!!】
姫路市立動物園には動物のほかにもとっても有名なものがあるんです。
それが「ケセランパサラン」!!
見ると幸せになれるとの言い伝えがあるあのケセランパサランが!!
実はこのケセランパサラン、動物園の園内マップには載っていません。
どこにあるかって?
それは内緒です!・・・というのは冗談で(笑)
ゾウの姫子がいる場所からすぐ近く、フクロウ・ワシ舎の前に置いてある木箱の中にあります。
白くてたんぽぽの綿毛のようにフワフワの何やら不思議な物体。
じっくり眺めて幸せをGetしちゃいましょう。
ケセランパサランがこういった形で展示されているのはとっても珍しいそうなので、絶対にお見逃しなく!
【ミニ遊園地で大人も興奮!!】
ミニ遊園地はどの乗物も1回150円。
・観覧車
・ティーカップ
・チェーンタワー
・飛行機
などなどありますが、どれもみんな「ザ・昭和」といった感じで、私が中学生の頃によく遊びに行ってた時からほとんど変わってません。
「懐かし~」「変わってないわ~」と子ども以上に大人がある意味大興奮(笑)
昭和にタイムスリップしたようなミニ遊園地、楽しんで下さいね!
あ、ちなみにこの観覧車は60年以上も現役で動き続けているということで、TVの「ナニコレ珍百景」で見事珍百景に登録されました!
播磨国総社(はりまのくにそうしゃ)
姫路城から徒歩で約10分のところにある播磨国総社。
正式名称は「射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)」と言い(地元民の私も初めて知りました!)、ご祭神は射楯大神と兵主大神です。
そして播磨国内の大小明神を合わせて祀っていることから「総社」と呼ばれ、毎年お正月には多くの初詣客で賑わいます。
射楯大神は「日本国を護っている神様」、兵主大神は「国造りの神様」「縁結びの神様」としてそれぞれ信仰されています。
【総社の見どころ】
①撫でみみづく
吉兆を授けるとされる「みみづく」
古くから射楯兵主神社の神使として崇められていたことから、このみみづくを撫でると大神様からの御神徳を受け取れるそうなので、しっかりと撫でましょう!
②鬼石
源頼光が平安中期に摂津国へ鬼退治をし、その首を埋めた場所の目印として置かれたとされています。
厄除け串で自分の体を撫でて、投げ入れると厄落としが出来るそうです。
③摂末社参拝
総社にはたくさんの摂末社があります。
中でも参拝客がよく訪れるのが・・・。
商売繁盛・家内安全:「稲荷社」
開運・商売繫盛・安産・旅行安全:「恵美酒社・住吉社」
一願成就:「鹿島社」
学業成就・武芸上達:「姫道天神社」
などなど・・・。
他にもあるので、時間をかけて全部お参りするも良し、叶えたい願い事の末社を効率よくお参りするのも良しですね。
【黒田官兵衛ゆかりの地】
NHK大河ドラマにもなった「黒田官兵衛」。
私も毎週欠かさず見ていました。
その官兵衛の父「黒田職隆」が総社の拝殿・神門を再建し、官兵衛が保護を続けたそうです。
豊臣秀吉の軍陣として旗を立てることになった際には、無事を祈願して官兵衛が7日間毎日参拝に訪れたとされています。
【三ツ山大祭で有名】
三ツ山大祭は20年に一度「臨時祭」と呼ばれる祭礼が行われ、神をお迎えするための置山と呼ばれる造り山が3基(二色山・五色山・小袖山)が建てられます。
そこへ播磨国の大小明神(二色山)、九所御霊(くしょごりょう)大神(五色山)、小袖山には天神地祇(小袖山)をお迎えし、日本国中の幸せを祈ります。
置山の高さは16m、直径10mで人形や造花を華やかに飾り付けられ、訪れた人はその大きさに驚きます。
大祭は8日間の日程(だいたい3月末~4月初め頃)で執り行われ、期間中は様々な神事や神賑わい行事が催されます。
前回、平成25年度の三ツ山大祭では横綱白鵬の奉納土俵入りなどもあり、参拝客は延べ65万人にもなりました。
次回開催時には新しい元号になっていますね。
前編は以上です。
次回は「美術館」「歴史博物館」「好古園」の3つを一気にご紹介しますので、お楽しみに!!