子育てママはいつも限界、満身創痍。ギリギリのところで、踏ん張って頑張っているママも多いのではないかと思います。

でも、その限界の境界線を超えてしまいそうになる瞬間、ありますよね。

今日は、そんな瞬間に直面してしまった、あなたへ届けたい言葉があります。

こんにちは。学びママです。連日連夜の子育て、いつも本当にお疲れさまです!!

さて、今日は、私が子育て暗黒期を乗り越えた方法、そして現在の奮闘記を余すところなくお伝えしていくシリーズ「あきらめ子育て論」第24回です。

前回に引き続き、今日も、正しく「あきらめる」ことで、子育てがちょっと楽になった、そんな私の体験談をお届けしていきますね。

 ◆「あきらめ子育て」って何ぞや?と思われた方は

 →《子育てがしんどい時期はいつまで?心が楽になる【あきらめ子育て論】

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1.信じてほしい言葉

先日、寝かしつけが早く終わって、久しぶりにフィギュアスケートの羽生結弦選手の演技を観ることができました。

グランプリシリーズロシア大会での、圧巻のショートプログラム。

 

彼は一体どこまで強くなるんだろうか??

そう思った矢先、翌日のフリープログラムの前に、練習で怪我をしてしまったのです。

 

それでも彼は、ロシアという地への強い想いのもと、フリープログラムを演じ切り、優勝しました。

どんなときでも、彼なら大丈夫、彼ならやってくれる、羽生選手には、どこか周りにそう思わせる強さがあります。

 

では、その強さは、一体どこからくるのでしょうか??

 

その強さの、1つの理由を垣間見たインタビューがありました。

長く氷の上に立つこともできなかったほどの大きな怪我を乗り越えて、平昌オリンピックで金メダルを手にしたときのことです。

 

その後のインタビューで、彼は、何度も諦めようと思ったことがあったと語っています。

でも、

「しんどいからこそ、幸せがくるんだとひたすら待っていた」のだそうです。

 

「明けない夜はない」

そう信じ切れること。それが彼の強さにも、繋がっているのではないかと思うのです。

 

「明けない夜はない」

あなたも、幾度となく耳にしてきた言葉だと思います。

 

だけど、今の闇が深すぎて、大変すぎて、そんな言葉は、なんの慰めにもならないかもしれません。

私自身もそうでした。

 

でも、あのときは信じられなかったけど、それから数年経って思うのは、やっぱり「夜明けは来る!!」ということなんです。

 

バブルの時代を知らず、不景気の時代に育った私にとっては、好景気というものが、どんな風にやってくるのか全く分かりませんでした。

景気は、不景気と好景気を繰り返すものだと言われても、信じられませんでした。

 

けれど、最近、なんとなく回復の兆しが見て取れるようになり、やっぱり、耐えていれば、どこかで何かが上向いて、光が刺すものなんだと感じます。

 

何かきっかけがあって、パッと暗闇に光が刺すこともあれば、

寄せては返す波のように、ちょっと良いときと、またちょっと悪いときを繰り返しながら、気づいたら、明るい場所まで来ていたということもあると思います。

きっかけをくれるのは、誰かのサポートかもしれないし、我が子の笑顔かもしれないし、テレビから流れてきた一言かもしれないけれど。

 

なんとか1日1日を乗り越えていたら、いつか今の苦しさからも抜け出せる日がくるんだって、信じられるかどうか、ということ。

 

例えば、失恋して、もうこれ以上の人は現れないって、何もかもが嫌になって、涙がとめどなく溢れて、何も喉を通らなくなってしまったようなときでさえも、

気が付けば、ご飯が食べられるようになって、笑えることが増えて、そうこうしているうちに、また誰かに恋をして。

そんな経験は、ありませんか?

 

恋愛に限らず、過去を振り返ってみると、苦しくてつらかった時期は永遠ではなくて、どこかで浮上するときがくるのだという感覚。

あなたも、どこかでその感覚を経験してきたのではないでしょうか?

 

私自身も数年前、ここでは書くことができないくらいの苦しい経験をして、本当に子育ても身体もいっぱいいっぱいで、

もしかすると人生で、こんなにしんどい時期はなかったんじゃないかと思うくらいドン底の時期がありました。

 

どうにか早く楽になりたいって思っても、そんなに早く子供は成長してくれなくて、発狂してしまいそうな日もあったけど、

今、その時期を乗り越えられたと感じられる私がいます。

 

だから、夜明けを信じられない気持ちも、すごく分かるけど・・・それでも、夜明けは来るって、伝えたい!!

 

日本のことわざにも、本当に言い得て妙というか、その通りだなと思う教えが多くあって、昔の人ってすごいなと思うのですが、

今でも語り継がれている名言というのは、そんな風に、経験に照らして多くの人が信じ、心の支えにして、語り継いできた教えだと思うんです。

 

「明けない夜はない!!」

「止まない雨はない!!」

 

だから、例え、あなたが、今とてもじゃないけど、信じることができないという状況にあったとしても、

この言葉たちを、心の片隅に置いておいてほしいなと思います。

 

もしかしたら、それが何かのときに、あなたの折れそうな心を支えてくれるかもしれないから。

 

2.打開策が見つからないとき

子育てをしていると、行動範囲も狭くなって、関わる人も少なくなりがちですよね。

そういうときは、周りの人に相談してみても、解決策が見出せないかもしれません。

打開策なんて、ないような気がするかもしれません。

 

なぜなら、「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、あなたの身近にいる人というのは、あなたと考え方が近かったり、状況が似ていたりすることが多いからです。

それは、あなたに見えない(考えられない)方法は、その相手からも見えない可能性が高いということを意味します。

 

ママ友というのは、同じ状況だからこそ、悩みや苦労を理解し共感しあうことができ、時にとても頼もしい戦友です。

ただ、その輪の中で探している限り、解決策は見つけられないかもしれないのです。

 

今でこそ、息子が幼稚園に通うようになり、上の子がいるママ達との関わりも増えてきましたが、最初のママ友というのは、第1子ママ同士で繋がりやすい傾向があるんですよね。

(2人目、3人目ともなると、上の子の行事で忙しかったり、上の子のときのママ友との関係が深くて、あまり、赤ちゃんを対象としたイベントなどで知り合いにくいということもあります。)

 

そうなると、分からないことがあっても、「どうなんだろうね?」「どうしたらいいんだろうね?」とお互いに言い合うだけになって、結局、堂々巡りになりがちです。

 

そんな迷路を抜け出すためには、やはり、同じ時期を乗り越えた先輩ママたちの体験談というのは、貴重です。

それから、専門家の意見。

あなたの今の状況を専門とするような方に、打開策を相談してみるということ。書籍を参考にするということ。

インターネットにも、いまや大量の子育て情報が溢れていますね。

そこには、あなたと同じような悩みを抱えて、それを乗り越えた人が情報発信している可能性だってあります。

 

大きな壁が立ちはだかって、どうしようもないとき、未来が全く見えないとき、

そんなときは、普段の輪から離れたところの情報に目を向けてみたり、助けを求めてみてください。

 

何が正しいのか分からないという意見もあるかと思いますが、

これからの時代は、どんどん新しい価値観が世の中に示されて、「正しさ」の基準が曖昧になり、自分が、信じるものを信じるしかない時代になってくるようです。

 

だから、あなたが、今、限界だと感じてしまうくらい苦しい状況にあるのであれば、

ひとまず、あなたの心を楽にしてくれること、あなたの現状(精神的にだけではなく、時間的に、体力的にも)を楽にしてくれること、

そういう情報を優先してみてほしいと思います。

 

しんどいから、見えなくなっていることって、たくさんあるんです。

ちょっと心のゆとりや時間のゆとりができただけで、気づけることが増えてきます。

そうしたら、あなたの心が上向きになる方法も、見えてくるかもしれません。

 

頑張ろうとするのではなくて、とにかく少し「楽」になろうとしてみてほしいと思います。

 

子育て中だって、ママだって、「楽」になってもいいんですよ!!^^

これは、過去の私に、今の私が、とってもかけてあげたい言葉でもあります。

 

あなたの心と体が、まず少し「楽」になれますように・・・。

 

以前書いた記事で参考になりそうなものも、載せておくので、良かったら^^

●「子育て辛くてやめたいです。。疲れた時の対処法とは??」

●「子育てに疲れた・1人になりたい時に。短時間でリフレッシュ!」

 

時間に追われる忙しい毎日の中、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

◆今までの『あきらめ子育て論 記事一覧』は→→《コチラ
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