富山県氷見市にある氷見番屋街はたくさんのお食事処、特にお寿司や海鮮とお土産売り場があり、番屋ごとに立ち並んでいます。そのため、初めて行く方にはどこに何があるのか少々わかりにくいかもしれません。食事処も離れた場所にそれぞれあったりするので、食事をしたあとに、こっちにしたら良かった!と思うことも…。今回はそんな悩みを解消するため、お店を地元民の私が何度も足を運び、本音で徹底解説しています!!ぜひ行く前の参考に、そしてお気に入りのお店を見つけてみてくださいね。
ひみ番屋街
ひみ番屋街では、富山湾の海の幸をたっぷりと堪能できるたくさんの店舗が揃っているとっても魅力的な施設です。
お食事処はもちろん、加工食品を扱っているお店、新鮮な野菜が販売されている直売所、お土産売り場までさまざまです。
さらに、歩いてすぐの場所には足湯があったり、道を挟んでとなりの場所には源泉かけ流しの天然温泉もあります。
まずは、案内図を見ながら解説していきます
飲食街
氷見前寿司(北の番屋)
ひみ番屋街に着いたらすぐに目に入る場所にドーンと構えている氷見前寿司
北の番屋に位置する回転寿司のこちらのお店はとても人気があり、お昼時には待つこと必須。
新鮮なお寿司はもちろん、刺身の盛り合わせ、揚げ物から氷見うどんまで勢ぞろい!!
かぶす汁
かぶすとは、氷見の漁師の言葉で分け前のことをいいます。獲ったばかりの魚たちを入れて作る味噌汁は絶品!!これだけでお腹がいっぱいになってしまうくらいボリュームが…
とても美味しかったのですが、毎日のように刺身などを食べている地元民の個人的な感想としては、少し値段が高くコスパはあまり良くないかな~と思いました。観光スポットなので仕方がないのかもしれませんね。
きときと亭三喜(西の番屋①)
西の番屋①の飲食スペースにひっそりとある小さなお店。
初めて番屋街に来たときにお昼を食べたお店なのですが、めちゃくちゃ美味しかったのでかなりおすすめです!!
海鮮丼や刺身定食などがメインのお店で、私は氷見御膳を注文
全ての定食と丼物に「浜汁」が付いてくるのですが、かぶす汁とはまた違う美味しさが味わえます。
魚とか蟹のダシが出てて最高ですよ!!
友人は白エビかきあげ丼を注文。出てきたときの衝撃凄かった!!
何これ。。デカい!!!!
遠くから見てもあきらかにデカい(笑)
こんなにかき揚げがデカいって知らなかったから、あんこうのから揚げも別口で頼んでました(汗)
ボリュームたっぷりのおいしい海鮮が味わえる素敵なお店でした。お腹がはちきれそう。。
牛屋(西の番屋①)
正直に白状します。。
きときと亭三喜に入る前にこちらのお店で氷見牛にぎりと氷見牛コロッケをつまみ食いしておりました。そりゃお腹もはちきれちゃうよね。
でも見て下さい!!これをみたら思わず買ってしまう気持ちわかりますよね!!
氷見牛コロッケも芋が甘くて食べるとサクサク♡つまみ食いに最適です(笑)
中では氷見牛ステーキ丼やハンバーグ定食なども食べられるので氷見牛を堪能したい方におすすめ!!
手延べうどん池永亭(西の番屋①)
氷見といえば氷見うどんはとても有名ですね。
氷見うどんの特徴は、なんといっても強いコシと喉ごしの良さ!!
この美味しさを生み出している理由は「手延べ」という製法でつくられているからなのです。
また、氷見うどんの凄いところが、「手延べ」製法でありながら、「手打ち」の要素も合わせもっているところ。
生地をつくる工程で「手打ち」のようにこねたり、足で踏んだりを繰り返すことによって麺の粘りと弾力性を追求しているとのこと。
氷見うどんをシンプルに味わうなら「ざるうどん」がおすすめです!
フードコート(東の番屋①)
フードコートでは、好きなお店で買ったものを持ち寄って食べることができるので、色々楽しみたい方におすすめです。
フードコートといっても侮ることなかれ!こちらにも心躍るお店がたくさんありました。
麺屋いく蔵
無添加・無化調スープで国産小麦100パーセントというこだわりのラーメン屋さん。私もラーメン大好きなのですが、普段は健康のため…と控えがちでした。しかし無添加・無化調ということで何の心配もなく食べることができます。ラーメン好きはこちらのお店一択!!
食券を買うタイプ。なんと!富山県民が大好きなとろろ昆布のおにぎりが売り切れになってる!!おにぎり食べたかった~(涙)
まず食べてみて欲しいのが人気ナンバーワンの「氷見牛ラーメン」!!
生肉がそのまま麺の上に乗っています。美しい。。
スープを自らの手で回しかけると完成!!
味は…めちゃくちゃ美味しい!!上品な味で、そばのスープかと思うくらいさらっとしているのですが、コクがあり、飽きない味です。具が肉とネギしかないので最初に見たときはシンプルだな~と思ったのですが、食べてみたら他の具は確かにいらない…これだけで充分だといえます。
氷見牛ラーメンと同じくらいインパクトのある「かにラーメン」
かにどど~ん!!!
かにのダシがめちゃくちゃ出ててスープの美味さ半端ない!!国産小麦100パーセントとこだわっている麺もツルツルしてて喉ごし最高でした。
次回は氷見そばチャーシューメンに挑戦したい。いや、全種類制覇だな。
洋食屋HALLO
1971年創業の洋食屋さん。カレーの種類が多く1番人気の氷見カレーやふわとろオムライス、ここ番屋街でしか食べられないという氷見牛バーガーが味わえるお店です。ハンバーガーのお肉は特選氷見牛を使用しており氷見牛のなかでも特上の部分を使用。パンはケーキ工房風車さんに特注として作ってもらっているハトムギにこだわったパンだそうです。(氷見はハトムギ生産における県内の先進地として知られています)
地産地消にこだわっって作られたハンバーガーをぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
個人的に気になった氷見の名所「阿尾城跡」をモチーフにした「城山磯カレー」
氷見産のご飯のうえにとろろ昆布、焼きのりをのせて城山をイメージ、まわりにはおぼろ昆布が散らしてあり(富山湾の白波)氷見産のととぼち(魚のすり身)で唐島を表現しているという何とも芸術的な作品ともいえるカレーです。
丼屋ぼよんさ
気軽に海鮮丼を楽しみたいなら、こちらのお店。海鮮丼以外にも天丼やカレー丼もあります。ボリュームはそんなにないので女性や子供さんにはちょうど良いサイズかもしれません。(注:私の胃袋基準です…)
ピアファイブ
クレープやソフトクリームなどのデザートが味わえるお店。クレープはこちらでしか販売されていませんでした。店の前を通るとちょうどクレープ生地を焼いているいい匂いがしていました。
クレープの種類を確認すると、見たことがないメニューが…。氷見牛コロッケクレープや白エビかきあげクレープ、富山産ポークフランククレープなど!!
白エビかきあげクレープがとっても気になる。。
次回来たときは挑戦してみたいと思います!!
ヴィヴァーチェ
ひみ番屋街に来たらいつもここで購入するのが「生ジュース」。初めて来たときに生りんごジュースを飲んだのですが、その美味しさの虜になってしまい、その後も来るたびに色んな味の生ジュースにチャレンジしています。
写真はセロリの生野菜ジュース。甘くて野菜の苦みがまったくありません!
地元産を使った工場直送手づくりジェラートも人気です。カップ・コーン・最中から選べます。、写真は山ぶどうシャーベット。
こんな変わったソフトクリームも。。
ブラックソフトクリームって書いてあったので、またか!!富山またあのブラックの味を製品化するという冒険をしたのか!!と思わず疑ってしまったのですが違いました。。疑ってすみません。。
竹炭が入ったチョコレート味のソフトクリームでした。口のまわりと舌がほんのり黒くなります(笑)
箔一氷見店
金箔の老舗ということで、店内には金箔コスメや、工芸品、地酒などが販売されています。お土産として人気があったのが油とり紙。
店員さんにお試し用のものをすすめられて、せっかくなので鼻にペタペタ。。。
正直あんまり油出てないから必要ないわ~と思っていたのにめちゃくちゃとれてびっくりしました。それもそのはず、箔一の油とり紙は和紙を何百回もたたくことで繊維を活性化させる「金箔打紙製法」を使用しており、そのため肌ざわりもなめらか、そして抜群の吸収力を発揮するのだそうです。
そんなわけで、自分用と友人のお土産に富山の可愛いデザインのこちらを購入。
そして、ここに来た本来の目的は油とり紙!!ではなく、さまざまなメディアに紹介されている、大人気のこれ!!
金箔のかがやきソフトクリーーーーーーーム♡♡♡
まぶしい…金箔がまぶしいくらいにキラキラと!!濃厚なミルクの味がたまりません!!
反対側もちゃんと金粉がかかっています
なんて贅沢なソフトクリームなんだ!!お値段はそこそこしますが、セレブ感を味わいたいあなたにおすすめです。
お土産
なんと言ってもここ氷見は、あの偉大な漫画家藤子不二雄Aさんの出身地!!(藤子・F・不二雄さんは高岡市出身)。そのためお土産売り場にもドラえもんや忍者ハットリくんのお菓子がいっぱい!
ドラえもんまんじゅう可愛い~!!
当然、氷見うどんもどっさり置いてあります。
いちばん有名なのは、海津屋さんのこちらの氷見うどん
富山の名産ますの寿しも買うことができますよ~
このホタルイカ凄くおいしかったのでおすすめです。
富山のレトルトカレーはたくさんの種類が出ているのですが、私が最も好きなのは、この氷見牛カレー!(ちなみに2番目に好きなのは宇奈月ビールカレー)
2008年に放送された情報番組「ランキンの楽園」でギャル曽根さんが47都道府県のなかで一位に選んで下さったこともあるという、絶対に食べてみて欲しいカレーです。
ちなみにギャル曽根さんが選んだ第2位は鹿児島県とんこつベース霧島神話豚カレー、3位は岐阜県飛騨和牛ビーフカレーでした。
みのりの番屋
みのりの番屋では、地元農家の朝どれ新鮮野菜や加工品などが販売されています。
先ほど紹介した氷見牛カレーはもちろん、その氷見牛カレーを作っている柿里さんが販売しているハンバーグや牛すじ煮も冷凍食品として置いてありました。気になる方はみのりの番屋を覗いてみて下さいね!
ひみ番屋街足湯
ひみ番屋街の敷地には足湯があります。無料で利用できるので温泉気分を味わいたい方は行ってみてください。足拭きタオルは必須です!!私のように毎回タオルを忘れてしまうと自然乾燥することになります。。暖かい季節で助かった(汗)
ゆったりと外の景色を眺めながら浸かる足湯は最高
ひみぼうずくん
ひみぼうずくんは藤子不二雄A先生がデザインした氷見市のマスコットキャラクターで、氷見の海からやってきた愉快な海ぼうずのこどもです。
頭をなでると幸せがやってくる!!とのことなので、人目を気にせず「幸せがきますように」と声に出して撫で撫でする私。。となりで友人が苦笑いしてましたが、これで幸せがくるならオールオッケー!!皆も恥ずかしがらずに私に続いてやってみてください(笑)
足湯のすぐ近くにいますよ!要チェック!!
ひみ番屋街
【営業時間】
回転寿司 10:00~21:00
飲食施設 11:00~21:00
フードコート 8:30~19:00
物販施設 8:30~18:00
鮮魚施設 8:30~18:00(売り切れ次第終了)
【休館日】 1月1日(施設メンテナンスにより臨時休業あり)
【駐車場】 普通車220台 バス12台
EV充電スポット(24時間)8:30~18:00カード貸し出し
【電話】総合案内所 0766-74-3521
氷見温泉郷 総湯
道をはさんですぐの場所に源泉かけ流しの天然温泉「総湯」があります。泉質は塩化物強塩泉で血液循環を促したり、痛みをやわらげる鎮静効果があるとのこと。
寒い時期に入る温泉はもちろん最高なのですが、暑い夏は一日中エアコンが効いている部屋のなかにいることも多く、体温調節する機能が低下してしまいがち。外の気温との差で体力も消耗しやすくなっています。ですから血行改善ができる温泉は夏にもおすすめなのです!
(のぼせやすい方は長風呂に注意してくださいね)
私のようにタオルを準備していない人も大丈夫。タオルを100円で貸していただくことができます。手ぶらセットというありがたいものも!!
お風呂は二階になっており、館内は清潔感があってとても綺麗でした。
ここから先は撮影禁止です♡
中は炭酸風呂やジェット風呂、寝湯などがあり、露天風呂はとても人気でした。
先月は炭酸風呂に生レモンが投入されていたらしく、レモンが大好きな私はひとあし遅かったらしい…
ロビーで氷見にしか売ってなさそうな見たことがないはとむぎ入りジェラートを購入。味はハトムギ茶みたいな味(笑)美容に良いらしいです。
アイスを食べながら、受付のおじさんと談笑。
「レモンのお風呂はもうやらないのですか!!」と必死で訴える私(←しつこい笑)
そんな私に、「レモン風呂は人気があったからまたやろうと思ってるよ~」と優しく言ってくださいました。感動。。
ロビーにフェイスマスクが販売されていて化粧水を忘れても大丈夫そう。女性にうれしぃ~♡
さっぱりして最高の温泉でした。また来ます!レモン風呂入りに!!
【営業時間】
10:00~23:00(最終入館は22:00まで)
朝風呂7:00~(毎月土・日・祝のみ)
【休館日】
年中無休(施設メンテナンスのため臨時休業あり)
【入浴料】
大人:600円
小人:300円(中学生以下)
幼児:100円(3歳以下)
入浴回数券(11枚綴券):6000円
【駐車場】
普通車90台
【電話】0766-74-2611
アクセス
東京駅⇒北陸新幹線(140分)⇒新高岡駅⇒JR城端線(約3分)⇒高岡駅⇒JR氷見線(約30分)⇒氷見駅
大阪駅⇒北陸新幹線(176分)⇒新高岡駅⇒JR城端線(約3分)⇒高岡駅⇒JR氷見線(約30分)⇒氷見駅
名古屋駅⇒北陸新幹線(192分)⇒新高岡駅⇒JR城端線(約3分)⇒高岡駅⇒JR氷見線(約30分)⇒氷見駅
氷見駅から周遊バスがでています(ひみ番屋街線)JRでお越しの方はご利用下さい
東京 練馬I.C(約48分)⇒藤岡JCT(約151分)⇒上越JCT(約100分)⇒砺波JCT小矢部(約26分)能越自動車道⇒氷見I.C
大阪 吹田I.C(約77分)⇒米原JCT(約134分)⇒砺波JCT小矢部(約26分)能越自動車道⇒氷見I.C
名古屋 小牧I.C(約8分)⇒一宮JCT(約148分)⇒砺波JCT小矢部(約26分)能越自動車道⇒氷見I.C
まとめ
たくさんの魅力がいっぱいの「ひみ番屋街」はいかがだったでしょうか。1日で全部まわることは難しいので、記事を参考にして限られた時間のなかで楽しんで頂けたら幸いです。