山内マリコさん原作の「ここは退屈迎えに来て」の映画が2018年10月19日に公開されることになりました。監督は「余命1か月の花嫁」や「ナミヤ雑貨店の奇跡」を手がけた廣木隆一さんで、キャストや主題歌も発表され、公開に向けて期待が高まります!!ぜひ、映画を観る前にあらすじや見どころをチェックしてみてください!!
ここは退屈迎えに来て原作あらすじ
何者にもなれず、幸せも見つけられないまま東京から地元にUターンしてきた夢をあきらめた「私」。
地元のタウン誌のフリーライターとして働くも冴えない毎日…
取材のない日は昼に起き、ショッピングセンターに食料の買い出しに行くという母の車に便乗して、外の空気を吸うのが日課。
そんなある日、久しぶりに会うことになった高校時代の親友と昔憧れていた椎名くんに会いにいくが…
大人になった「椎名」くんとの再会は──
元カレの「椎名」をあきらめられない「あたし」。
──はっと目を開けたとき、一瞬自分がどこにいるのかわからなかった。いつの間にか眠ってしまっていた。天井の鏡の中、あたしの真横に、口を開けて爆睡する遠藤が映っているのを見て、思いっきり現実に引き戻される──
フリーターとしてバイトしながら好きでもない元カレの友だち「遠藤」と関係を持つ「あたし」はいつまでも過去の思い出にしがみつき、元カレの椎名を忘れられないでいた…
原作はありふれた地方都市で退屈な日々をそれでも前向きに生きるリアルな日常を描いた8つの物語からなる短編小説となっています。
映画版ではどの話がピックアップされているのか気になりますね!!まさか全話…!?
予告編と役名で予想すると、「私たちがすごかった栄光の話」、「やがて哀しき女の子」、「君がどこにも行けないのは車持ってないから」の3つは確定しているのですが、早く映画を観て確認したい~!!
すべての話に椎名くんという男の子が登場し、キーマンとなっているのが面白いです!
原作を読んでから映画を観て欲しい!!
映画・ここは退屈迎えに来て出演キャスト
原作の独特な世界観を表現するとなると、当然ながら演技力のある俳優さんでないと難しいのでは…と思ったのですがキャストを確認してそんな不安は吹っ飛んでしまいました。
橋本愛
夢をあきらめた「私」を演じるのは橋本愛さん。まだ22歳という若さでありながら、非常に大人びた演技とふいにみせる少女の一面がとても魅力的で原作の世界観とぴったり合っています。
モデル出身の橋本愛さんはスタイルも抜群!
出演映画作品も多数
「桐島、部活やめるってよ」「アナザー」「告白」「さよならドビュッシー」など
今回の作品でもどんな演技をみせてくれるのか今から楽しみです!
門脇麦
今や若手演技派女優として話題作品に出演しまくっている門脇麦さん。そんな彼女が今回演じるのは元カレを忘れられない「あたし」。
彼女の演技力は評価が高く、映画「愛の渦」ではフルヌードの濡れ場を演じ注目を集めました。
今作でも体当たりな演技を魅せてくれるのは間違いないでしょう。
成田凌
高校時代キラキラと輝いていた人気者の椎名くんを演じるのは
MEN‘S NON- NOのモデルとして活動しながらも役者として人気急上昇中の成田凌さん。
最近では「コードブルー」での冴えないフライトドクター候補生の役を演じてその本来のカッコよさとかけ離れたギャップにメロメロになった女性も少なくないのではないでしょうか。
今回の映画では、なんと3人の学生服姿を拝むことができますよ!!これは見逃せませんね!!
橋本愛×門脇麦×成田凌という豪華若手俳優のほかに発表されている出演者は、渡辺大知さん、岸井ゆきのさん、内田理央さん、柳ゆり菜さん、マキタスポーツさん、村上淳さん他
個人的に気になるのは村上淳さん!
村上淳さんもMEN‘S NON- NOのモデル出身で成田凌さんの先輩ということになりますね。その当時の人気は凄くて「ムラジュン」と呼ばれており、同級生の男の子が「ムラジュン」に似てるって言われた!とめちゃくちゃ喜んでいたのを思い出します笑
いまや実力派俳優となった村上淳さんの円熟した演技も見どころです。
ここは退屈迎えに来ての主題歌が決定
主題歌はフジファブリックが映画のために書き下ろした「Water Lily Flower」
デビュー14年目で初となる劇伴も担当。音楽を完全監修するため実際の撮影現場にも立ち会い、廣木監督とも打ち合わせをして臨んだという。
2018年10月3日には「ここは退屈迎えに来て」のオリジナル・コンピレーション・アルバムも発売されます!!
【予告編】
作家 山内マリコ
山内マリコさんは富山県富山市出身で1980年11月20日生まれの現在37歳。
大阪芸術学部映像学科を卒業され京都でライター活動をしていましたが、25歳のときに仕事を辞めて上京されました。
美人作家としても有名な山内マリコさん♡
デビュー作『ここは退屈迎えに来て』が大絶賛され、 現在はテレビブロス、ananなどで執筆中と 今最も注目されている若手作家・山内マリコさん。 『もらとりあむタマ子』で敦子に心を鷲掴みにされたそうです。 pic.twitter.com/zUGaXnOBPW
— 映画『もらとりあむタマ子』公式ツイッター (@sakai_tamako) 2013年12月3日
「十六歳はセックスの齢」で第7回R-18文学賞・読者賞を受賞。同作を含む「ここは退屈迎えに来て」はデビュー作で2012年に幻冬舎より刊行。
この作品を読んだ人は2作目の「アズミ・ハルコは行方不明」もおすすめなので読んでみて欲しい。。
その他作品「さみしくなったら名前を呼んで」「パリ行ったことないの」「東京23話」「あのこは貴族」など
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まとめ
全ての人がそうだとは言えないけれど、こんなはずじゃなかったと楽しかった昔を思い出したり、いつまでも何かここではないどこかを求めていたりするそんな彼女たちの切ない心に共感を覚える人たちも少なくないと思う。私も18歳で都会に出たけど結局帰ってきた経験があり、もうタイトルの「ここは退屈迎えに来て」という詩的なセンスにノックアウトでした笑
7月27日からムビチケが発売された当日に購入しに行き、公開が待ち遠しい毎日です。ぜひ、興味を持たれた方は観に行ってみてください。