子育て中「ちょっとでいいから、息抜きしたーい!!」(でも、、、できない・・・)そう思うこと、ありますよね。
(私はすごくありました・・・)
でも、いざ息抜きする、まして誰かに預けるとなると、どこか後ろめたいような気持ちになってしまったりしませんか?
我が子は本当に可愛いのだけれど、夜は思うように寝られず、昼間は抱っこ抱っこの毎日で、満身創痍だった0歳、1歳。
まるで精神修行のような魔の2歳児とも言われるイヤイヤ期・・・3歳になっても形を変えてイヤイヤは続きます。
「早く幼稚園に行ってほしい!!」いつもそう思ってました。
息子は5月生まれだったこともあり、入園までの日々は長く、そして実家は遠く。
インターネットで検索すると、「一時保育を利用してリフレッシュしましょう!!」なんて書いてあるんですが、息子は人一倍、母である私への執着が強い子だったので、そんなこと、とてもじゃないけど、かわいそうな気がしてできなかったのです。
ほんのひとときで良いから、1人になりたい。けれども、子供に寂しい想いはさせたくない。
私の心は、いつもそのハザマで、行ったり来たりと揺れ動いていたように思います。
けれども、ある発想の転換で、私は少し自由に楽しむことができるようになりました。そして、子供が幼稚園に通うようになった今、当時を振り返って思うこと。
今日はそんな私の子育て体験を、綴ってみたいと思います。
こんにちは。学びママです。連日連夜の子育て、いつも本当にお疲れさまです!!
さて、今日は、私が子育て暗黒期を乗り越えた方法、そして現在の奮闘記を余すところなくお伝えしていくシリーズ「あきらめ子育て論」第3回です。
前回に引き続き、今日も、正しく「あきらめる」ことで、子育てがちょっと楽になった、そんな私の体験談をお届けしていきますね。
◆「あきらめ子育て」って何ぞや?と思われた方は
→《あきらめ子育て論① しんどい心が楽になる「あきらめ子育て」実践記》
1.離れることを諦めて・・・
「離れることを諦める」こんな風に書くと、なんだか絶望的な気持ちにさせてしまうでしょうか。
だけど、「離れることに罪悪感を感じなくてもいいですよ~!!」なんて言われても、やっぱり感じてしまうものは仕方ないじゃないか!!
そう思いませんか?
って、私がまさにこのパターンだったんですけど(^^;
どうしても、子供と離れてまで息抜きをすることに罪悪感があったんですよね。
(あ、でも、そんな私の罪悪感が軽くなった話もあるので、それは後程書いていきますね^^)
で、そんな罪悪感に悩まされていた私がどうしたかというと・・・
もう離れることを諦めたんです。
そう。離れることを諦めて、そして、一緒に楽しめることを探すことにしたのです。
もしくは、子供に付き合ってもらって、楽しもう!に考え方を切り替えました。
赤ちゃんと一緒に楽しめることといえば、ベビーマッサージやリトミックなんかが人気ですよね。
もちろん、そういう赤ちゃん主体のものにも参加したりもしたんですけど、なんだか、私にとって、それは息抜きとは言えなくて。
だから、私が楽しめることを探すことにしました。
そうすると、結構、今は子連れ可やお子様歓迎って言ってくれる場所が、あるんですよね。
例えば、子供が生まれてから離れてしまっていた、プリザーブドフラワーアレンジのレッスンにも一緒に行くことができましたし、カラーセラピストの資格も先生が我が家に出張してくださって、ベビーチェアに寝かせたり、抱っこしたりしながらも学んで取得することができました。
少し大きくなってくると、一緒にキャンドル作りなんかも体験しました。
こんな風に探してみると、お子様がいらっしゃる方が個人でされている教室は、子連れOKのところが多い印象です。
そして、大体、教室をされているのは、子供の手が少し離れた先輩ママさんたちなので、私が作業している間は息子を見ていてくださったり、すごく可愛がってくださり、今でも息子の成長を気にかけていただいて、本当に心強い存在です。
身体を動かすことが好きなら、親子でスイミングを楽しんだり、バランスボールでのエクササイズや、親子ヨガなんかもありますよね。
最近では、おもちゃや遊び場が充実した親子カフェも増えてきましたし、美容室やネイルサロンもキッズスペース付きのお店があります。
まぁ、元々、飲みに行くことが大好きだった私の1番のオススメは居酒屋ランチ♪なんですけどね(笑)
他県のことはよく分からないのですが、関東では結構、子連れに優しい場所を提供してくれる居酒屋さんってあるんですよ。
居酒屋ランチの良いところは、何といっても小さい子にはありがたい個室、お座敷!!中にはお子様ランチまで用意してくれているお店もあって、卒乳後は、ママ友と昼間からご褒美の1杯をいただいちゃうことも^^
離れることは諦めても、やりたいことは諦めない!!
そう思って探してみると、思った以上に、そういう場を提供してくださっている方が多くて、本当にありがたいなぁと感じます。
2.ひとりで育てることを諦める
と、こんな風に、極力離れないことを選択してきた私ですが、子供が、幼稚園に通うようになり、気づいたことがあります。
私が、なかなか子供を預けるという選択ができなかったのは、離れ際泣かせてしまうこと、そして寂しさを味合わせてしまうことへの罪悪感が強くあったからでした。
一時保育を利用したことはありませんし、実家の両親に預けるのさえ、あまりに泣く息子を前に躊躇してしまうことも多かったのです。
だけど、去年、3年保育の幼稚園に入園して、私も覚悟を決めました。
入園当初は、案の定、毎晩毎朝、「幼稚園行きたくない」と泣きわめいていましたし、登園の際には帽子を隠したり、暴れて園服を着てくれなかったり、熱があると訴えたり。
それをあの手この手で誤魔化しながら、最初の1ヶ月は、家からずっと抱きかかえて登園していました。
我が家ほどの登園拒否児は、さすがにあまり見かけなかったのですが、最初の頃は、やっぱり泣いている子も多くて、その姿にママも涙ぐんでいる、そんな光景をよく目にしたものです。
私はというと、連れて行って、なんとか先生に引き渡すのが精一杯で、涙ぐむ余裕もなかったんですけど(^^;
このように、1歳のとき家族に預けるときも、入園時も、そして年中さんになった今でも、離れるときは、同じように泣くわけです。
ですが、今、幼稚園に預かってもらうことに、罪悪感を感じることはなくなりました。
その違いは、何なのだろう?と考えてみたときに、結局それは、子供が大きくなったからとかではなく、私自身の「納得感」なのだと思ったんですよね。
今でも「なんで幼稚園に連れていくのー?」と半泣きで訴えられることもありますが、実際に1年間、いやだいやだと言いながらも、幼稚園に通う息子を見守ってきて、
確実に、私といるだけでは学ぶことのできない、先生やお友達との関わりであったり、新しい遊び、家ではできない体験を通して、成長してくれているなと感じるのです。
先生が息子の成長を、一緒に心から喜んでくださっているなと感じられることも大きいかもしれません。
まだ朝は泣くことも多いですけど、息子自身も幼稚園は楽しいみたいです。そして母子一緒に参加していたプレ保育の頃の引っ込み思案っぷりが嘘のように、幼稚園ではしっかり自己主張もし、園庭を走り回っています。
最近では、毎日練習していたようで、雲梯(ウンテイ・・・て、こんな字を書くんですね!(笑))ができるようになりました。
そういう風に、私の元ではきっと得ることのできないような息子の成長を感じるようになったことで、私の中で、預けることへの納得感が生まれたのだと思います。
罪悪感を軽くするには、納得感が大事!!
だから、こうは考えられないでしょうか。
預けることは、違う遊び、違うルール、母である自分とは違う価値観を学んでいく、そんな子供の成長の幅を広げる機会である。
確かに子供にとっては、ママといることが1番安心で安全かもしれません。
でも、子供の成長、子供の将来にとっては、ママだけの手の中だけで守られて育てられることがベストな選択とは限らないんですよね。
離れる時間を持つことで、一緒にいる時間、子供のことがますます愛しくなるという良さもあります。
時々、事件もあったりするので、預けることが不安になることもあるかもしれませんね。だけど、本当にそれは、例外中の例外というか、実際に通わせてみると、幼稚園(や保育園)の先生って、子供が本気で好きじゃないと勤まらない仕事だなと感じます。
子供と毎日一緒に過ごすことが、どれだけ大変か、それは母である私たちが1番よく分かっていると思います。そんなにも大変な仕事を自ら選んで、頑張ってくださっているのは、それほどまでに子供が好きということなのではないかと思うのです。
本当によく見て下さっているなと感じますし、一緒に息子を育ててくださっていることがとてもありがたいです。
もちろん、無理に一時保育を利用したりする必要はないですが、もし、急用や保育園、幼稚園の入園で、どうしてもお子さんを預けなければいけないときがきたとき、こんな考え方もあるんだって思い出してもらえたら、嬉しいです。
慎重派で、学年で1番離れるときに泣く息子でも、私のいない場所で楽しみながら成長しています。だから、きっと大丈夫。
あなたもお子さんの成長する力を信じてみませんか?
3.最後に
そして、最後に、今、この瞬間にもできる息抜き方法をひとつ。
それは文字通り、息を抜く・・・つまり呼吸です。最近、いつ深呼吸しましたか?
呼吸にはストレスを緩和してくれる効果があるそうですよ^^
私は煮詰まったとき、夜のベランダで深呼吸をしたりしているんですけど、本当に気持ちがすーっと軽くなるような気がするんです。もし良かったら、試してみてくださいね。
このように、息抜きの方法に、決まった形なんてありません。インターネットや本で紹介されている方法が、すべてではないんですよね。
ママになる前、あなたが、好きだな、楽しいな、落ち着くなって感じてきたことを封じ込めることなく、ぜひ思い出してみてください。
その中で、今、子育てしながらでもできることはないでしょうか?
あなたが、楽な気持ちで楽しんだり、ほっとしたりすることのできる、素敵な息抜き法が見つかりますように。
この記事が、あなたの息抜きの何かのきっかけになれば嬉しいです。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。