料理で野菜を使った後の切れ端、ゴミに出すのはちょっと待ってください。
小ねぎの根っこや切り取ったあとの豆苗などを水につけておくと、またニョキニョキと茎が伸びて収穫できるようになるんですよ^^

野菜の再生栽培はリボーンベジタブル、通称「リボベジ」とも言われて話題になっていますよね。
今回は再生栽培におすすめの野菜をご紹介します。

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再生栽培とは?

再生栽培とは、野菜の根っこ部分や芯の部分を水に浸けたり土に植えて栽培することで、野菜が再生して食べられる状態になることです。

天候によっては野菜の価格も値上がりしたり品薄になったりしますよね。
または、ちょっと薬味程度に使いたい場合もあるでしょう。
そんな時に便利なのが、野菜の再生栽培です。

野菜は再生能力がとても高いので、水に浸けておくだけで栽培できます。
もっとしっかりした野菜にしたい場合は、土に植え替えてあげるといいですよ。

再生栽培に用意するものは?

この記事では水耕栽培での再生栽培をご紹介します。
土に植えなくてもよいのでスペースを取らず、キッチンの片隅でできるお手軽さが魅力です。

用意するものは、

水を入れて野菜をつけられる容器

野菜の切れ端


再生栽培で気をつけることは?

水はこまめに換えることをおすすめします。
とくに夏場は水が腐りやすくなるのと、野菜もどんどん成長してきれいな水を必要とするためです。

水は多すぎるとカビが生えやすくなるので、根っこが浸かるくらいの量で大丈夫です。

室内で栽培できるのでスペースを取りませんが、成長に必要な日光が不足する心配があります。
できるだけ窓際など、日当たりがよい場所での栽培をおすすめします。

また、収穫した再生野菜は菌の繁殖が心配されるため、加熱して食べるようにしてください


再生栽培できる野菜は?

再生栽培に適しているのは、葉っぱを食べる野菜、根っこを食べる野菜、そして生命力が強い野菜です。

小ネギ

ネギは根元を5㎝ぐらい残して切り取り、根っこの部分を水に浸けておけばどんどん伸びてきます。

ネギは細くて背が高いので、少し深めの容器を使うのがおすすめです。
手ごろな容器がない場合は、ペットボトルの切ったものなどを使ってみてはいかがでしょうか。

ネギが細くて固定しづらい場合は、スポンジを入れると固定しやすいですよ。

豆苗

再生栽培の代表的な野菜と言えば豆苗です。
豆苗は根っこに豆がついたまま売られているので、そのまま再生栽培しやすいんです。

豆から2~3センチの部分で切り取り、そのまま平たい容器に入れて水を張れば、どんどん再生してきます。
水の量は、豆の部分が水に浸からないぐらいがよいでしょう。

小松菜

小松菜も再生栽培しやすい野菜です。

根本から3センチくらいのところを切り落とし、根の部分を水に浸けておきます。
2週間ぐらいで柔らかい葉っぱが収穫できますよ。

水菜

水菜も再生栽培に適した野菜です。
根から3センチぐらいのところから切り落とし、根の部分を水に浸けるとどんどん芽が出てきます。
しばらくすると花芽ができて養分を摂られますので、その前に食べてくださいね。

大根、人参


大根や人参は根っこは再生せず、葉っぱが再生します。
どちらも根っこよりも葉っぱの方が栄養価が高いそうですよ!

切り取ったヘタを平たい容器に入れて水を張ると、数日で新芽が出てきます。
再生栽培した大根や人参の葉は、ちょっとした彩りに使えそうです。

葉っぱを食べるのはちょっとという方は、しばらくすると花が咲くので鑑賞用にしてもよいですね。

レタス

芯の部分を10センチぐらい残して切り取り、根元2㎝ぐらいを水に浸けて日当たりの良いところで栽培します。
レタスは背が高いので、ビンなど深い容器を使うといいですね。

同じようにキャベツや白菜も再生栽培できます。
花芽ができて、花が咲く場合もあります。

ハーブ

ハーブは生命力がものすごく強いので、再生栽培向きです。
茎を切って水に浸けておくと、1週間ぐらいで根が出てきます。

まとめ

今回は再生栽培できる野菜をご紹介しました。
手軽に取り組める再生栽培は、食費の節約だけでなく、毎日少しずつ育っていく様子を楽しむことができます。また、ちょっとしたおしゃれなインテリアにもなりますね。

ぜひいろんな野菜で、気軽に取り組んでみてくださいね。