生まれも育ちも生粋の地元民のわたしが選んだ、7月8月におすすめの山口県観光スポットをご紹介します!
山口県っていまいち何があるのかわからないし・・・どこへ行ったらいいのかしら・・・?と迷う方も多いはず。
今回は真夏に訪れてほしい、「7月8月ならばココ!!」という観光スポットを厳選して3か所ご紹介しますね。
角島大橋の絶景&アウトドアでリフレッシュ!
まるで、コバルトブルーの海の上を滑っているみたい・・・。
透き通った海の青さと夏の青空に、どこまでも爽快な気持ちになれるのが角島大橋です。
海沿いの国道191号線を下関市街から北へドライブすると、日本海を望む美しい海岸線や名所、見どころがどこまでも続きます。なかでもCMで有名になった角島大橋の風景は、格別です。
本州と角島を結んだ全長1780メートルの角島大橋は、なんと通行料無料。快晴の日には、ここは日本!?と思うほどの素晴らしい絶景をご覧いただけます。
ぜひお天気をチェックしてこられてくださいね。
広々とした海上の橋を一気に駆け抜けていくと、そこは自然豊かな離島、角島。
白いきれいな砂浜の大浜海水浴場とキャンプ場もあり、夏のアウトドアにはもってこいです。
もちろんアウトドアだけではありません。島の奥側には角島灯台や、映画『四日間の奇蹟』の舞台にもなった美しい雄大なロケーションをゆっくりと楽しめ、日本海でとれた新鮮な海の幸をしっかりと味わうこともできます。
角島の夏のおすすめスイーツは、地元のワカメを使ったワカメソフトクリームです!!
塩味がきいたクリームに、後でほんのりと磯の香りが・・・(友人談)。ここでしか味わえないソフトクリーム、ぜひぜひ一度ご賞味ください。
なお、角島までの国道は片側一車線のため、GWや夏休み期間には周辺の道路が大変混み合い込み合います。せっかくの絶景スポット、混雑する時間帯を避け、朝早めに角島へ行かれることをおすすめします。
また、通年日没後はライトアップを行っています。お時間の許す方は、こちらもお楽しみください。
日本海の大自然に日常を忘れて、身も心もリフレッシュしてくださいね。
秋芳洞・悠久の自然の神秘を感じながら、涼を楽しむ
カルスト台地で有名な秋吉台国定公園内にある秋芳洞は、ひんやりとした洞窟の中で幻想的な自然の造形を楽しむことができる、夏のおすすめスポットです。その規模は東洋屈指と言われています。
秋芳洞の入り口は四季折々でとても美しい風情を醸し出しており、ここはカメラでの撮影ポイントのひとつです。
入口に近づくとひんやりとした空気が漂い始めます。鍾乳洞に入っていくと次第に薄暗くなって洞内を流れる地下川の音が響き渡り、一気に神秘的な洞窟の世界に引き込まれて行きます。
歩みを進めていくと、大自然が何億年も悠久の時間をかけて作り上げた、素晴らしい鍾乳石の作品の数々がライトアップされて目の前に現れます。
きっと思わず立ち止まり、その美しさに息をのむことでしょう。
洞内のスポットは数多くあり、中でも百枚皿と言われるまるでお皿をきれいに百枚並べたような光景(写真)や、黄金柱と呼ばれる大きな柱は有名です。
わたしは小学生の頃に初めて秋芳洞を見学し、人の手では作り出せない美しい自然の造形に心から感動しました。以来、お土産のポストカードセットをずっと眺め続けるほど、秋芳洞のとりこになりました・・・。
きっと、洞内のお好みのスポットを見つけていただけることと思います。
洞内観光コースは約1キロで、奥まで行くとエレベーターがあり、秋吉台に行くこともできます。広大なカルスト台地も見学したいという方は、ぜひご利用ください。
散策路は整備されていますが、洞内が薄暗く地面が濡れているので、スニーカーなどの滑りにくい靴がおススメです。子どもさんは手をつなぐなど、安全には気を付けてくださいね。
また洞内にはトイレがありません。入口付近のトイレをご利用ください。
秋吉台国定公園内には他にも観光用の鍾乳洞が2か所あります(景清洞、大正洞。こちらは探検気分がより味わえます)。また夏季の間そうめん流しを行っている水神公園や別府弁天池もあります。どのスポットへも車での移動になります。
詳細は公式観光サイトでご確認ください(秋吉台公式観光サイト)
海響館・海峡の魚たちに涼やかに癒されて
下関でしか見られない魚たちを見て涼しく癒されるなら、しものせき市立水族館・海響館です。
「朝焼け小焼けだ大漁だ。大羽鰮(いわし)が大漁だ。」
関門海峡の潮流を再現したイワシの群れが頭上を優雅に泳ぎ回る姿は、思わず山口県出身の詩人・金子みすゞの「大漁」の詩を思い出すほどに美しく幻想的です。
下関といえば・・・フグ。フグってこんなにも種類があるの?これもフグの仲間なの?というぐらいに、世界中から集めたフグが楽しめます。
こんなに多種多様なフグが見られるのは、海響館だけ。中でもマンボウは人気者です。
また、屋内と屋外には日本最大級のペンギン展示施設・ペンギン村があり、親子連れに大人気です。
屋内ではペンギンたちが飛ぶように泳ぐ姿を、水上からも水中からも楽しむことができ、大人も子供も思わず立ち止まり、時間を忘れて眺め入ってしまいます。
屋外にはフンボルトペンギンの特別保護区があり、実際のペンギンの匂いや鳴き声を身近に楽しめますよ。ペンギンに触れるペンギンタッチも開催しています(事前申し込み要)。
メインイベントは、船舶が往来する関門海峡をバックに行うイルカとアシカのショーです。
毎回趣向を凝らしたショーを行っており、見るたびにイルカとアシカのお芝居の設定が変わっていて、何度見ても飽きません。もちろん、アクロバティックなイルカたちのジャンプや泳ぎにも大興奮です。
さて、夏の海響館は夜もおすすめです。
毎年GWや夏休み期間に合わせ、「夜の水族館」と題して建物のライトアップや、ナイトアクアシアターが行われ、大好評です。
昼間とは違う雰囲気の海響館も味わえます(公式ホームページにて、実施期間をご確認ください)。
海響館周辺には、地元下関で水揚げされた魚の販売を行っている活気あふれる唐戸市場や、武蔵と小次郎の決闘で有名な巌流島(遊覧船が出ています)など、多くの名所、遊び場がそろっています。市街地のため駐車場も数多くあります。どうぞゆっくりと海峡の風情を満喫ください。
まとめ
今回は自然豊かな山口県ならではの、夏の観光スポット3つをご紹介しました。
わたしの大好きな自然あふれる山口県に、ぜひこの夏足を運んでくださると幸せます(嬉しいです)。
まだまだおすすめしたい観光スポットがたくさんありますので、次回は9月10月の山口県おすすめ観光情報をお知らせしていきますね。