子育てしていると、自分の時間ってなかなか作ることができませんよね。

出産して、初めてわかる「自分で自由に使える時間があること」のありがたみ

今日は、そんな、ありがた~い時間を少しでも増やすため、私が色々と本などで学び、工夫していることの話をしようと思います。

前回の記事にも、時間の捻出に関することを書いていますので、良かったら、《コチラの記事》も読んでみてくださいね^^

こんにちは。学びママです。連日連夜の子育て、いつも本当にお疲れさまです!!

さて、今日は、私が子育て暗黒期を乗り越えた方法、そして現在の奮闘記を余すところなくお伝えしていくシリーズ「あきらめ子育て論」第12回です。

前回に引き続き、今日も、正しく「あきらめる」ことで、子育てがちょっと楽になった、そんな私の体験談をお届けしていきますね。

 ◆「あきらめ子育て」って何ぞや?と思われた方は
 →《子育てがしんどい時期はいつまで?心が楽になる【あきらめ子育て論】

 

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1.頼れるとこには頼る

子育て中、時間もそうですが、心のゆとりを生み出すことも然りで、最も手っ取り早い方法は他の人に頼るということなのですよね。

旦那さん、ご両親、お友達、一時保育、シッターさん、地域のボランティアの方etc・・・

私の周りにも、もちろんあなたの周りにも、きっと頼ることができる人というのが、いるはず。(あなたさえ、自分にOKを出すことができれば。)

 

でも、相手に申し訳ないとか、子供がかわいそうとか、そんなことが頭をよぎって、つい1人で頑張ってしまうんですよね。

ちょうど先日も、絶賛0歳児の双子ちゃん育て中の友達に会ったとき、「幼稚園に入る前に、一時保育、利用したことある?」って聞かれました。

ないって答えたら、「偉いね~」って言われたんですけど。

 

別に、私、偉いから、一時保育を利用しなかったわけじゃないんですよ(^^;

ただ、人一倍人見知りで、神経質で、新しい環境が苦手な息子だったので、かわいそうな気がして、預ける勇気がでなかっただけなのです。

託児先を心のどこかで信用できていなかった、とも言えますし、

安易に子供を預ける自分を許すことができなかった、とも言えます。

 

よっぽどのことがあったら利用しようと思って、利用登録だけはしておいたのですが、結局、家族の協力などでなんとかなって、利用しないままでした。

そう、私の場合は、その分、家族(特に夫や母)に協力してもらっていたし、そこに頼る申し訳なさというのは感じなかったので、まだやってこられたのかなと思っています。

とはいえ、夫は単身赴任だったし、実家も遠いので、「なんかあったら言ってね」と言ってくれるママ友たちが近くにいてくれたことは、本当に心強かったですし、今でも心強い存在です^^

 

そんなこんなで、なんとかやってきた今までを振り返ってみて、私が1人で、これまで5年間の育児をこなせたかといったら、無理だったと思います。

それほど、人を育てるって大変なことなんです。

だから、無理せず頼っていい!!本当に!!

もしも、何か周りに頼ること、子供を誰かに預けることに罪悪感を感じてしまっている人がいたら、それだけは声を大にして言いたいです!!

子育てって、みんなやっていることだから、とか関係なく、本当に大変で、そんな毎日に向き合っているだけで、すごいことなんですよ!!

 

頑張っている自分のこと、認めてあげてくださいね。

そして、むしろ、「頼らなきゃやってらんない!!」くらいな気持ちで、1つでも2つでも、罪悪感を感じずに頼れる場所ができると良いですよね。

そんな風に自分を許してあげるということが、実は自分の時間を作る1番の近道だと思います。

 

預けることの罪悪感については、《コチラの記事》にも書いていますので、良かったら参考にしてくださいね。

2.省エネを心がける

さて、私が自分の時間を捻出するために、意識していることの2つ目は、「省エネ」です。

あ、省エネと言っても、電気の節約とかそういうことではありません。

自分の体力・気力といったエネルギーを無駄使いしない工夫ということです。

 

私自身、元々体力があるタイプではないので、所かまわず全力で過ごしてしまうと、子供の寝かしつけで寝落ちして、一緒に朝までコースになりかねません。

そうなると、貴重なまとまった自由時間を確保できなくなってしまいます。そんなの悲しすぎる・・・

(もちろん疲れがたまっているときは、起きていても効率も上がらないし、身体にも良くないので、思い切って子供と一緒に寝てしまうんですけど。)

だから、とにかく、無駄なエネルギーを消費しない、ということを意識して過ごしています。

 

これは、ある意味、時間の使い方にも直結していると思うので、ご紹介しますね。

2-1.情報を取捨選択する

私は、元々、テレビをあまり見ないタイプなのですが、今はスマホを開けば、ネットニュースなどは当たり前に流れてくるし、

動画も見始めると、どんどん関連動画のリンクをたどってしまって、エンドレスになりがちです。

 

これの何がいけないかというと、もちろん単純に、そういったものを見ている時間がもったいないということもそうなのですけど、

例えば、ニュース。

 

まったく自分と直接関係のない芸能人の方が亡くなったニュースや、グループの解散を知ったとき、

そんなにファンでもないのに悲しい気持ち、やるせない気持ちに支配されてしまったことはありませんか?

そして、ふとした瞬間にも、ついついそのニュースのことを思い出してしまって、またそんな感情を味わってしまうこと。

 

もちろん、こうして悲しみに浸ることを、なんでもかんでも否定するつもりはないんですけど、そういう行為って、実は結構、自分の気力(エネルギー)を消費してしまうそうなんです。

過去に《コチラの記事》で書かせていただいたように、私は意図的に動画を見ることもありますが、なんの気なしにつけた番組や、つい開いてしまったネットニュースに、

あなたの大切な時間やエネルギーを奪われるのって、なんだか、もったいないですよね。

 

そんなわけで、私は、時間が欲しいなって思うときは、気持ちの面で疲れないためにも、そういう感情が強く揺さぶられるような情報は避けたり、深入りしないようにしています。

2-2.人間関係を見直す

他にも、私が自分の時間とエネルギーを守るために気を付けていることがあります。

それは、「人間関係」です。

 

『嫌われる勇気』という本をはじめ、ちょっと前に日本でもブームとなったアドラー心理学。

そのアドラーは、「人間の悩みはすべて対人関係の悩み」とさえ言っています。

 

悩むって、時間も使うし、疲れちゃいますよね。

だから、自分の時間を確保したいときは、普段の人間関係を見直すくらいのつもりで、その都度、自分の周りに当たり前にある人間関係を意識してみることは大事だなと思います。

 

たぶん疲れたくないときって、自分が苦手な人との関係は、自然と避けると思うんですね。

でも、ここで意識した方がいいのは、意外と普段よく会っている人だったり、わりと身近な人との人間関係だったりします。

例えば、いつも行っているからという理由で、なんとなくランチ会やお茶会に参加したりはしていませんか?

 

もちろん、それ自体が悪いということはなくて、私も友達とランチに行くことだって、時には飲みに行くことだってあります。

けれど、もしも、あなたが自分が自由になれる時間を確保したいなぁと思っているのなら、約束をする前に、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてはどうでしょう。

あなたの欲している自分の時間の価値よりも、その友人とランチに行くことで得られる価値は大きいでしょうか?

 

時間の上手な使い方をするためには、自分の中の優先順位をハッキリ認識できているかが非常に大事だと言われています。

優先順位付けについては、《コチラの記事》の中でも書いているので、良かったら後で読んでみてくださいね。

 

子育て中というのは、出産前までの比には全くならないくらい、自分のために使える時間というのが限られますよね。

だからこそ、今まで以上に、自分の中での優先度を意識しなければならないと思うのです。

 

子育て中の今、これまで、自由になる時間が多かった時代にできていた何かを諦めることは必須だからです。

 

その優先順位の中には、こういう風に書くと失礼に感じるかもしれませんが、当然、どの人間関係を優先するのか、ということも含まれると思っています。

今までは良かったかもしれないけれど、あなた自身の自由時間が減っている今、その約束をするべきなのかどうなのか。

 

時間やあなたの疲れ具合などと、照らし合わせて、ちょっと立ち止まって検討してみるのも良いのではないでしょうか。

もちろん、友人との予定が気分転換になることだってあるし、外すことのできない予定だってあると思います。

 

だから、何も「すべて」を変えていくべきというわけではないんです。

ただ、頻度や時期を検討することで、ずいぶんと今の時間に余裕が生まれるということも確かにあるので、そのことをぜひ知っておいてほしいなぁと思います。

そして、もし、以前の私のように、自分の時間を確保したくて悩んでいるという場合には、肩の力を抜いて、ちょっと頭の片隅においておくくらいの気持ちから、始めてみていただけたらと思います。

2-3.習慣を見直す

それから、もうひとつ、ご紹介しておきたいのは、「習慣」についてです。

習慣ときいて、まず何が思い浮かぶでしょうか?

歯磨き、朝起きたら水を飲むこと、夜寝る前の読書など、色々あるとは思うのですが、先ほど身近な人間関係こそ振り返ってみるという話をしたのと同様に、

普段何気なくやっている行動、習慣の中に、削れるものはないだろうかと見直すことは、とっても意味があります。

 

当たり前にやっていることだからこそ、気づきにくかったりするのですが、1日のうちで、よくよく考えたらコレはやめても良いなっていう習慣を見つけることができたら、もうけもんです♪

だって、毎日やっていることなら、1年で【その習慣にかかる時間×365日分の時間】を自由時間として使えることになるんですよ!!

 

チリも積もれば・・・ではないですけど、子育て中は、例えそんな小さな時間でも貴重な息抜きになったりします^^

例え、その時間が何かできるほどの時間ではないように感じられても、ほんの少しリフレッシュタイムを作るだけで、心や身体の余裕が全然違ったりしますよね。

だから、この考え方も人間関係同様に、ちょっとだけ頭の片隅に置いておいていただいて、必要となったときに思い出していただければと思うのです。

 

さて、ここまで、色々と紹介してきましたが、何か気になるものはあったでしょうか?

私の学びが、あなたの子育てライフの何かのヒントになれば嬉しいです^^

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

◆今までの『あきらめ子育て論 記事一覧』は→→《コチラ
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