こんチコは〜^^ チコちゃんに叱られる!大好きな風子です。今日も今週(2021年5月7日)の放送内容、問題と答え、ゲスト出演者、回答者をお伝えしていきます。見逃した方もご覧いただければ嬉しいです。
なにかがすっごくうまくいった時やめちゃくちゃ嬉しい時に、思わずやっちゃうガッツポーズ!!でもそのポーズって何?って聞かれたら?
ええっ?そういやなんだろうコレ???って絶対なると思います(笑)。今日も今日とてチコちゃんが、そんなおもしろ不思議な質問でゲストを翻弄してくれますよ。
この日の別テーマはこちら
・チコちゃんに叱られる!駅から徒歩○分とは?【問題と答え】決めるのは誰?どうやって?内容まとめ
・チコちゃんに叱られる!お肉の色の秘密!!【問題と答え】焼くと美味しい色になる!内容まとめ
ゲスト出演者・回答者・語り・MC
【ゲスト】土田晃之さん、芳根京子さん
【回答者】東京大学 名誉教授 大築立志(おおつきたつゆき)先生
【語り】森田美由紀アナウンサー
【MC】岡村隆史さん、チコちゃん
問題と答え
今週の問題と答えはコレでした!
質問:ガッツポーズってなに?
答え:「このあとも頑張るぞ!」という印
今週は珍しくしょっぱなから解説抜きで回答来ちゃうの!?って構成かと思ったら、大丈夫でした。チコちゃんに翻弄されるのって楽しいっ!!(笑)
番組内容
問題にチャレンジするゲストは芳根京子さん
さぁ今週もいってみましょう!
チコちゃん「この中で一番、勝負ごとに強そうなステキな大人ってだーれ?」
岡村さんからの指名で芳根京子さん(愛称きょんちゃん)がトライです。
ボウリングでストライク出したときにするポーズを尋ねられて、グッと右手握りこぶし。
きょんちゃん「ガッツポーズ!!」
すかさずチコちゃん「なに?それ」
おぅ! ほんとにそれ、なんだろう!?
チコちゃん「ガッツポーズってなに?」
きょんちゃん、なんだろ?なんだろ?と考えながら「・・・ガッツだぜ♪」急に歌い出します。
歌ってもわかんないものはわかんないんですよね(笑)。ついに、
きょんちゃん「ガッツポーズってなに?っていうのがなに?」
チコちゃん「ボーッと生きてんじゃねぇよ!!」
ここで大喜びしてるきょんちゃんが可愛い〜〜! 叱ってもらいたかったのねぇ(^^)
ガッツポーズの起源はガッツ石松さん・・・?
スタッフが取材に向かった先がガッツ石松さんというので、一瞬もう答えが出たのかとビックリしたんですが早トチリ(^^;)
いや、だってガッツ石松さんが起源だって言われたら、なるほどそうですよね!で、きれいに一件落着じゃありません?
でも話はちょっと違いました(^^;)
もとWBC世界ライト級チャンピオンであるガッツ石松さん語るところによれば。
昭和49年4月11日世界ライト級タイトルマッチで勝利したとき、リング上で大きく両手を上げて喜びを炸裂させたガッツさん。その姿を新聞社が「ガッツ石松の勝利のポーズだから『ガッツポーズ』」として報道した、と。
でもガッツさん、要するにガッツポーズって何かと問われるとわからないそうで、チコちゃんに叱られました。だけどぜんぜん平気なOK牧場です(笑)。
語り「生みの親ではないかと言われているのにガッツポーズが何か知らないとか、うるさい人に「黙ってしゃべれ」と注意するとか、同窓会で同級生に「いくつになった?」と聞いちゃうガッツさん。ぜんぜんOK牧場じゃないですよ?」(あれれっ?)
語り「しかし、チコちゃんは知っています。」
チコちゃん「ガッツポーズは、このあとも頑張るぞ!という印。」
ガッツポーズのメカニズム
「さすがチコちゃん、5歳なのにガッツポーズがなんなのか知ってるなんて、勉強に対するガッツがすばらしいね」とほめてくださるのは、東京大学 名誉教授 大築立志(おおつきたつゆき)教授です。
大築教授がおっしゃるには。
試合終了後に「勝ったーー!!!」という時、人は両手を上げてバンザイのポーズをします。手はパー。
一方、試合中にナイスプレイが出ると、片手でグーの握りこぶしでガッツポーズが出ます。
この二つのポーズは別のものなのです。
ボウリングやテニス、ゴルフの試合映像で、選手たちは試合中にいいプレーができるとグッとガッツポーズをしています。こうしたスポーツでは、試合中、常にプレーヤーに技術の正確さとメンタルの冷静さが要求されます。そんな中で、ガッツポーズは選手たちか感情をコントロールするために意識して使っている動作だと考えられるそうです。
逆に試合に勝った時は、みんなバンザイをしています。
もともと緊張するとか興奮している場合、人は両手足が揃ってバタバタした動きになったり、体が思うとおりには動かなかったりしますが、これは脳の中の前頭前野と呼ばれる部分がうまく働かなくなっているからです。
前頭前野の役目は、意識的に感情をコントロールしたり集中力を発揮したりすること。ですが、日頃は問題なく体の左右で違う動きをしながら生活できる人でも、非常な緊張や興奮状態にあると、前頭前野で感情をコントロールできなくなります。試合に勝った時の極度の興奮状態などもそうで、両手が同じ動きをしてしまうのです。
大築教授「正確なコントロールが必要なスポーツでは、意識的に片手ガッツポーズをすることで、冷静な判断と正しい動作ができていることを前頭前野が確認しているのです。」
つまり、左右の手が違う動きをできるとか、集中力を持続させるとか、正確なコントロールを保つといった能力をキープするために、試合中に意識的にガッツポーズをして気持ちを整えているということ。
大築教授「ですからガッツポーズは試合の途中で行われることが多いんです。また、試合終了後やマラソンで勝利した後は両手でバンザイ。もう気持ちをコントロールする必要がなく、集中力や闘争心もいらないので、片手じゃなく両手で、手もグーじゃなくパーで。」
グーにはもうひとつ秘密があった
教授がおっしゃるには、パーにはなくてグーにだけある、もうひとつの働きは、身を守ろうとする動作だといいます。手をぎゅっと強く握ることで、集中力を高めたり、闘争心をかきたてることができるのだそう。グーをする時に感じる手を強く握りしめる感覚で、人間はテンションを上げることができるのですね。
ということで、
問題:ガッツポーズとはなに?
答え:「このあとも頑張るぞ!」という印!・・・でした!
大築教授「チコちゃんのかわいいガッツポーズが見たいな」(新しい!)
チコちゃん「OK牧場! 桑田とご飯に行けるぅぅぅ!!」
行っちゃって行っちゃって〜〜!
美味しいものいっぱい食べてきて〜〜!!(笑)
ちなみにガッツポーズの歴史
「ガッツポーズ」という言葉は、1972年にボウリング雑誌『ガッツボウル』に載ったのが初めてだそうです。「自分だけのガッツポーズを作ろう」という企画で世間にお目見えしたようです。でも世の中に一気に知られるようになったのは、やはりガッツ石松さんの影響が大きかったとか。いろいろな意味で歴史を作ってくれた方だったんですね(^^)
まとめ・次回の放送予定日
ガッツポーズをすることで、スポーツ選手たちはものすごい技術力とメンタル力を保っていたんですね。
ガッツポーズがただかっこいいだけじゃなくて、脳の働きにも一役買ってくれてるとわかったからには、何か集中力が必要な場面になるたびにガッツポーズしちゃいそうです。なにかかっこいいかけ声も欲しいですね(笑)。
さて、次回の放送日は
5月14日(金) NHK総合1 午後7時57分〜午後8時42分(45分)
タイトル:▽ゼリーの秘密▽大文字と小文字の謎▽西郷隆盛像秘話
ゲスト:清原果耶さん、夏木マリさん
来週もまた楽しみですね〜〜!!