「もう、うんざり・・・。」
子育てをしていると、1日中ひっきりなしに話しかけられて、少しは黙ってて!!って思うこと、ありませんか?
この記事を書いている現在、夏休み真っ只中なのですが、息子が幼稚園に通うようになって、世のお母さんたちの夏休みの憂鬱を身をもって体験している私です。
頭の中を少し整理したいと思っても、集中して考える時間もなかなかとれず、部屋の中はさっき片付けたと思ったのに、もう散らかってる(><)
これから、こんな夏休みが、小学校卒業くらいまでは続くんだろうか?
中学生になれば、部活動があったり、友達と遊んだりで、だいぶ楽になる??
先のことはよく分からないのですけど、まぁ、とにかく、世のお母さま方、夏休み本当にお疲れさまです!!という気持ちでいっぱいです。
そんな中だからこそ、子供の相手に疲れ果てて、うんざりしてしまったときの対処法。
幼稚園に入園するまでは、いつも子供と2人きりで過ごしてましたので、そういう中であみ出した、私のうんざり対策法を、今日は改めて自分にも言い聞かせる気持ちで、書いていきたいと思います。
『目指せ!!脱・うんざり子育て!!』(笑)
こんにちは。学びママです。連日連夜の子育て、いつも本当にお疲れさまです!!
さて、今日は、私が子育て暗黒期を乗り越えた方法、そして現在の奮闘記を余すところなくお伝えしていくシリーズ「あきらめ子育て論」第14回です。
前回に引き続き、今日も、正しく「あきらめる」ことで、子育てがちょっと楽になった、そんな私の体験談をお届けしていきますね。
◆「あきらめ子育て」って何ぞや?と思われた方は
→《子育てがしんどい時期はいつまで?心が楽になる【あきらめ子育て論】》
1.十人十色
用事をしてると、いや、してないときもかな・・・子供の話につい生返事ばかりになってしまったりしませんか?(え?私だけ?・・・じゃないですよね、きっと(^^;)
しゃべらなければしゃべらないで、心配になり、でも、しゃべったらしゃべったで、もう少し静かにしてくれと願ってしまう、複雑な親心・・・。
一生懸命伝えると話してくれる姿は、ちゃんと向き合ってみると可愛らしいのですけど、ずっとはしんどい。
1日中ずっと、本気で相手するのは無理~~っ!!ですよね。
無理なんですけど、以前の私は、なんだか、そうやって子供の話をおざなりにしてしまう自分が、ダメな母親なような、そんな気がしていました。
でも、子供の成長に、時に戸惑いながら、自らも子育てをしてきて、また、周りのママたちを見ていて、とても感じるのは、他人(他のママたち)との比較と子供に対する罪悪感ほど、自分の心を苦しめるものはないなってことです。
今回のうんざり話でいえば、子供の話を聞くことが苦にならないママや、子供の話を心から楽しんで聞くことができるママがいる一方で、そうではないタイプのママもいるし、
長時間それに対応できるママもいれば、短時間しか耐えられないママもいる。
・・・ちなみに私は、あまり耐えられないタイプだと自覚しています。
私の場合は、ちょっと頑張らないと子供の話って聞けないんですが、みんながみんな頑張っているかというと、苦じゃなくできちゃう人っていうのもいるんですよね。
苦なくできちゃう人はいいな~、そう思いつつも、苦手なものは仕方ないので、そこらへんは諦められるように工夫をしていくことにしたのです(笑)
こういう諦めが、この『あきらめ子育て論』で伝えたいことでもあるのですが、一種の開き直りとも言えます(^^;
けれど、開き直れずに、自分を責めて、子育てが苦しくなってしまうくらいなら、開き直ってしまった方が良いと思うんですよね。
私自身もそういう考え方ができるようになって、ずいぶん楽になれたから。
ですので、今日は、その諦めの工夫として、私が意識するようにしていたことを、やって良かったことというのを紹介したいと思います。
2.上手に諦める工夫はコレ!!
私がコレをできるようになって良かったなと思うことは・・・
「自分にOKが出せるラインをハッキリさせること」です。
どうやったって、それが苦じゃないお母さんみたいには、私は息子の話に長時間向き合うことはできないので、
「このくらいは頑張ろう!!」っていう基準を決めるようにしたのです。
例えば、自分の用事が済んで、あまり忙しくないとき、「今、この時間だけは、息子の話を最優先で聞こう(息子と遊ぼう)」という時間的なもの。
他にも、「この話題にはついていけないけれど、このアニメの話だけは一緒に観て、話についていけるようにしよう」という話題的なもの。
そして、ちょっと頑張って話を聞けたときには、大袈裟かもしれないけど、心の中で、「私偉いじゃん!!」って自分を褒めてあげたりします。
できない時間に目を向けると、ほとほと自分が嫌になるのが子育てです。
だから、ここまで頑張る、このテーマだけは頑張る、そういう自分の基準まで頑張れたら、もうそこは、自分に「〇(マルっ!!)」を出してあげませんか?
全部聞かなきゃって思っていると、うんざりしてしまうけれど、ここまで頑張ったんだから、あとは力を抜いてOKって思えると、ゆるく返事をしつつうまく流せるようになるし、それによって罪悪感を感じることも減ってくると思います。
うんざりするのは、自分が苦手なことを頑張ってやっている(やろうとしている)証拠だと思うんです。
得意なことや好きなことって、どんなにやっても、うんざりしませんよね?(まぁ、やりすぎると少し疲れてしまうことはありますけど)
だから、1日のうちで、話を聞くことも然りですが、例えば、自分が相手をするのがうんざりしてしまうような遊びを、無理に楽しもうとするのは諦めて、
一緒に楽しめることを探す、という方法に切り替えるのも手だと思います。
自分が楽しんで話したり、教えたりできること、自分が楽しんで一緒に遊べること。
あなたがお出かけが好きなら、どこかに出かけるのでもいいし、料理が好きなら一緒に食材を買いに行って何か作ってみるでもいいし。
別に勝ち負けじゃないんですけど、「自分の得意なところで勝負する子育て」、それで良いんじゃないでしょうか??
世間でいう良いママ像とは違ってたって、子供にとって何が幸せか、そんなことは分からないけど、子供って、どんなママでも愛してくれるんですよね。
だからこそ、こんなママで申し訳ないと思ってしまったり、もっと頑張らなきゃって思ってしまうのだと思います。
でも、子供が、ありのままのママで良い、そのままのママでも大好き、そう思ってくれているのだから、その愛に甘えさせてもらって、
私たち自身が自分のありのままに×(バツ)をつけないように、そういう工夫をしていけば良いんじゃないでしょうか。
毎日、苦手なことばかりやらなければならない環境って、本当にそれは苦痛だと思うんですね。
実際に私も、そういうことを頑張って、理想のママ像に自分を近づけようとしていたときは、しんどかったです。
けれど、今は、子供にもありのままでいて欲しい、別の何かになろうとしなくて良いと思うのと同様に、自分のありのままの良さを認める努力をしています。
努力といっても、大したことではなくて、自分のことダメだなぁと落ち込みそうになったとき、私なりに頑張っていることを認める(他人との比較ではなく)とか、コレはできてるぞ!!と自分がちょっと得意なことを認めるとか、
本当にそういう小さなことの積み重ねです。
本当に小さなことだけれど、そういう日々の積み重ねがあって、今は、前より、ずいぶん心の余裕を持って、子供との時間を過ごせるようになったし、
自信を持って、「私なりに、この子を大事に想っている」と思えるようになりました。
イライラしても、うんざりしても、それは、あなたが苦手なことや大変なことを頑張って子育てをしている証拠なだけであって、
ダメなママの証拠でもなければ、子供への愛情が足りない証拠ではないんですよね。
マニュアル通りの子育てでなくたって、いいんですよね。
私自身も、もっと自由に子育てに向き合っていきたいなと思っていますし、あなたが、今よりもっと、あなたらしい子育てに〇(マル)を出せるようになるように、ここでの記事を通じて応援できたらいいなと、そんな風に思っています^^
私の学びが、あなたの子育ての何かのヒントになりますように♪
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。