こんチコは〜(^^)チコちゃん大好き!風子です。今日も、今週(2021年4月30日(金)の問題と答え、ゲスト出演者、回答者をお伝えしていきます。

なにしろ今週(金)はスペシャルですよ!  伝説のあの方、トットちゃんこと黒柳徹子さんがスタジオに来てくれました! スーパーイケメンのディーン・フジオカさんもご一緒です! 嬉しいじゃぁあ~りませんか!!

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ゲスト出演者・回答者・語り・MC

【ゲスト】黒柳徹子(トットちゃん)さん、ディーン・フジオカさん

【回答者】秋田大学 大学院医学系研究科 三島和夫(みしまかずお)教授

【語り】森田美由紀アナウンサー

【MC】岡村隆史さん、チコちゃん

問題と答え

問題:なぜ生き物は眠るの?

答え:飢え死にしないため!

なんと!そんな理由があったんですね。

人間は寝ないと死んじゃうなんて言われるのを聞いたことがありましたが、まさか本当だったなんて。

しかも眠るのは人間だけじゃなく、生き物みんな眠るんだそうです。すごいですね!

番組内容

問題にチャレンジするゲスト出演者

まずはゲストのご紹介!

黒柳徹子さんは初登場。スタジオでピチピチ飛び跳ねてるチコちゃんを見て、「テレビで見てるよりもっと可愛い」とニコニコです。

まるで花園のようなピンクでふわふわのドレスをお召しで本当に素敵!

続いてディーン・フジオカさんは、”おディーン様”が愛称。そして、今放映中の大河ドラマにもうすぐ出演されるそうです。これまた楽しみ!

さて、今回の質問に取り組んでくれるゲストは?

チコちゃん「この中で一番、寝顔をず〜〜っと見ていたいステキな大人って、だぁれ?」

ここは全員一致で敬意を表して(笑)黒柳さんです。

チコちゃん「ヒトは毎日眠るわよね。なんで?」の質問に、

黒柳「私は毎日眠くなるから眠るんです。」

答えになってるようでなっていない(笑)。チコちゃんがたたみかけます。

チコちゃん「それはそうなんですが、なんであなた(生き物)は眠るの?

黒柳さん、しばし沈黙。トットちゃんが静かになるって新鮮ですよ。

それからやおらおっしゃることには、

人間は夜になると眠くなる。そしたら眠る前にお菓子を食べるものなのだと。

なんだそりゃ(笑)

チコちゃん「では、謹んで言わせていただきます。ぼーっと生きてんじゃねえよ!ぉぉ・・・」

あのチコちゃんでさえ叱りながらもこうべを垂れる、重鎮黒柳徹子さんの存在感(笑)。

チコちゃん「たしかに皆さん眠るんですが、どうして眠ることになったの?」

おディーン様「死ぬリハーサル?」

イイですねそれ!(笑)。

眠るから生きられる!

語り「あなたはなぜ眠るのかも知らずに、やれ「俺、昨日は寝てないんだよね」だの「オレは最高3日徹夜したことある」だの寝てない自慢をしている皆さん。寝ればいいじゃないですか」

ごもっともで言葉もありません。

語り「しかし、チコちゃんは知っています。」

 

チコちゃん「あなたが眠るのは、飢え死にしないため!

 

そう言うチコちゃんを、「眠気も覚める賢さだね」とほめてくださる今回の回答者は、

秋田大学 大学院医学系研究科 三島和夫(みしまかずお)教授です。

長年、睡眠を研究してきた三島先生がおっしゃるには、

・人間をはじめとする動物は、生きるためのエネルギーを食物から得る。

・最初に、呼吸したり内臓を動かしたりするための基礎代謝にエネルギーが必要。

・それから残りのエネルギーで、さまざまな活動をする。

・活動後にエネルギーが余れば、体内に脂肪として蓄える(肥満)。

・エネルギーが余らず足りなくなると、蓄えていた脂肪をエネルギーに変えて使う(痩せ)。

 

現代に生きている人間は、食いっぱぐれることをあまり深刻に心配しなくてもいい状況です。

ですが、自然界では、動物たちにいつエサにありつけるかの保証はありません。

そのとき持っているエネルギーをどう使うかが、即、生きるか死ぬかの問題に直結します。

いつ来るかわからない次の食事の時までにエネルギーを使い切ってしまうと、餓死してしまうのです。

そこで動物たちは、よりエネルギーを温存し餓死しないですむように、眠るという行為を身につけたと考えられているそうです。

エネルギーと睡眠時間の意外な関係

三島先生「突然ですが、ネズミとゾウの睡眠時間はどちらが長いと思いますか?」

スタッフ「のんびりしてそうなんでゾウじゃないでしょうか。」

三島先生「答えは、ネズミなんです。」

これは驚き! ネズミの1日の睡眠時間は14時間にもなるそうです。

ネズミのように小さな動物は、ちょろちょろよく動き回り、食べものから得たエネルギーをすぐに使い果たしてしまいます。

そこで、食べ物をとる時以外はなるべくじぃっとしている。睡眠をとっているのですね。

動画の中で可愛いトウキョウトガリネズミの生活が紹介されていました。

ちょろちょろ走り回ってはエサを食べ、食べたらすぐに眠り、またすぐに目を覚ましてはエサを求めて走り回り、食べたらまた眠っての繰り返しで、1日12食に12回の睡眠!

一方、ゾウのような体の大きな動物は動きがゆっくりしているので、体重換算でいくと小さな動物ほどにはエネルギーを使わないんですね。

生き方に余裕があります(笑)。

睡眠時間はなんと1日2時間で充分だそうです。

ありとあらゆる生き物が眠る

三島先生が教えてくださったもうひとつの興味深い話題があります。

地球上に生きている生き物の中で眠らない生き物はいないんじゃないかということです。

昨年、九州大学の研究で「顕微鏡レベルの生き物でも眠ることが発見された」そうなんです。

この実験に使われたヒドラという水生生物は、クラゲやサンゴの仲間で、触手を持った体長5mmほどの小さな生き物です。

昼間はぴろぴろとよく動いているのですが、夜になるとじぃっとしているのがわかったそうです。

それがなぜ睡眠だと考えられるのかというと、光の刺激を与えると再び元気良く動き出したから。

アメリカでも同じようなことがクラゲの実験で確認されています。

スヤァしているクラゲ、って可愛いですね!

こうした生き物たちも私たちと同じく、エネルギーを温存しておくために眠るということができるようになったのですね。

動物園はホーム・スイート・ホーム

眠るのは動物たちにとって生きのびるために不可欠な技だったんですね。

ところで、そのことを取材中の番組スタッフが、あることに気づきました。

動物園で暮らす動物たちの睡眠時間は、野生の動物たちより長くなる傾向があるみたいなんです。

ゾウの睡眠時間は2時間と紹介しましたが、動物園のゾウは4時間くらいは眠っているそう。

どういうことだろうと三島先生に尋ねてみると、

三島先生「動物園などの飼育下では睡眠時間がのびることがあると聞いたことがありますね。」

スタッフは、日本動物科学研究所所長にしてねこの博物館館長の今泉忠明(いまいずみただあき)先生にも質問してみました。

今泉先生のお話では、野生ではいつでも敵に襲われることを警戒して立ったまま眠る動物であっても、動物園などの安心できる環境にいるとくつろいで寝転がったり、眠っている時間も長くなる傾向があるとか。

たしかに敵に襲われる心配さえなければ、あとは必要不可欠な食事をする以外の時間はのんびりしていればいいのですから、うとうともしますよね(笑)。

動物園でののんびりさん達の映像が紹介されていました。

ゴマフアザラシの寝姿は茶柱のよう(水中で立って寝てる!)。

コアラはいつ見に行っても寝てるなと思ってたんですが、餌のユーカリの毒をなくすために15時間から18時間は眠る必要があるとか。

まるで警戒心なく、お腹まる出しで眠っているコツメカワウソや、野生でなら敵から身を隠したり流されないようにと海藻などにくるまるラッコが、ここでは仲間のラッコと手を繋いで水面でゆらゆらまどろんでたり。

上野動物園の人気者パンダのシャンシャンは、木の上でまるで洗濯物のようにだら〜っと垂れてました。”干しシャン”と呼ばれて愛されているそうです(笑)。

本当に可愛い姿がいっぱいでした。

 

ということで、

質問:あなたが眠る理由は?

答え:飢え死にしないため!・・・でした!

 

三島先生「チコちゃんが、今日はよく眠れるな〜、と思うのはどんなとき?」

チコちゃん「そりゃまぁ、スタジオがそこそこはねて、ゲストも満足して帰っていただいて、最後にプロデューサーがありがとうございましたって送ってくれるときかな。」

5歳というより55歳のなんかのママみたい(笑)。

次回放送日

次の放送は、

NHK総合1  5月7日(金) 午後7時57分〜午後8時42分(45分)

タイトル:▽ガッツポーズの謎▽駅から○分▽お肉の色の秘密

ゲスト:土田晃之さん、芳根京子さん

来週も楽しみですね!!