子育てって、本当に連日連夜、大変なこと続きですよね。
ゴールも正解も見えない中で、分からないことだらけ、初めてだらけの育児。
毎日毎日、頑張っても、それを誰かに認められることもなく。
どんなに疲れていても・・・でも、やらなきゃいけない。
子育ての何が大変って、挙げればキリがないんですけど、「子供の成長に伴って、大変なことの内容が変わっていく」ということが、1番大変かもって思ったりします。
ある大変さに慣れてきて、うまく対処できるようになってきたぞ!!と思ったら、それは卒業して、次の大変さがやってくる!!みたいな・・・。
「子育てを楽しむ!!」なんて言われても、どうすれば良いのか分からなくて。
例え頭で理解できたとしても心がついていかなくて・・・なんだか自分なんて、母親失格な気がして・・・。
そんな日々の繰り返し。
朝が来ても、疲れは全然とれていなくて、むしろ溜まっていく一方で。
まさに、これ、ちょっと前までの私なんですけどね(^^;
あなたは、そんな状態に陥ったりはしていませんか?
こんにちは。学びママです。連日連夜の子育て、いつも本当にお疲れさまです!!
さて、今日は、私が子育て暗黒期を乗り越えた方法、そして現在の奮闘記を余すところなくお伝えしていくシリーズ「あきらめ子育て論」第15回です。
前回に引き続き、今日も、正しく「あきらめる」ことで、子育てがちょっと楽になった、そんな私の体験談をお届けしていきますね。
◆「あきらめ子育て」って何ぞや?と思われた方は
→《子育てがしんどい時期はいつまで?心が楽になる【あきらめ子育て論】》
1.認めてほしい気持ち・甘えたい気持ち
心のどこかで、この大変さを誰かに分かってもらいたくて。共感してもらいたくて。
インターネットで同じような苦労話を検索しては、私だけじゃないんだって安心してみたり。
逆に、みんなの頑張りを知ってしまって、落ち込んでみたり。
あの頃の私は、自分の心が、「しんどいよー」「辛いよー」「孤独だよー」って一生懸命叫んでいるのに、それを無視してたなって思うんです。
とにかく誰かに大変さを認めてほしくて、検索に走っていた気がします。
自分の気持ちに1番寄り添うことができるのは、他の誰かじゃなくて、私自身のはずなのに。
私自身が、1番強力な私の味方になり得るはずなのに。
だけど、そういうのは、甘えだって思っていたんです。
母親になったんだから、もっとしっかりしなきゃって。
でもね、そんなとき、大抵のママは、もう十分、しっかりすべく毎日気を張って、頑張っているんですよね。
生まれた瞬間・・・いえ、もしかしたら、もっと前、赤ちゃんがお腹の中にいるときから。
命を授かり、育んでいくって、未知の世界に立ち向かっていくことです。
怖さも、不安も、そういうものをたくさん抱えながら。
この命を自分が守らなきゃって、そうやって、母親になるために頑張っているんですよね。
だから、もしも、また子供を育てる機会があったなら、私はもっともっと自分に優しい言葉をかけてあげると思います。
甘えさせてあげると思います。
2.1人で頑張らなくていい
そして、1人で頑張らなくていいんだよ、ということ。
本当は、ママだって誰かにもっと頼っても良くて、誰かに甘えても良くて、泣いても良くて。
だけど、全部1人でしょいこもうとしてたなって思うんです。
しょいこまなきゃいけない気がしてたなって思うんです。
本来なら一緒に我が子を育てていくべき夫に、子供を見ていてもらうことさえ、引け目を感じたりして。
でも、たくさんの人と関わって、色んな人に可愛がってもらうことだって、子供からしたら素敵なことなんですよね。
世の中には、頼られて嬉しいって思ってくれる人、力になりたいって思ってくれる人が、意外にいっぱいいるんですよね。
そういうことに、あの頃の私は気づけていませんでした。
だから、もしも、また子供を育てる機会があったなら、私はもっと周りの人たちに頼らせてもらうと思います。
実際に今の私は、そうするようになってきました。
今は、私の価値観の中だけで育ってほしくないから、息子のことを、私と一緒に育ててください!!って思っています。
3.信じてみる
それから、私は、「子供は、生まれる前に、このお母さんのところに行きたいって自分で決めてくるんだ」という話を信じています。
胎内記憶と言われる、この世界に生まれ出る前の記憶がある子供たちの話で、そんな風に語る子は多いのだそうです。
息子にはどうやら、そういう記憶はないみたいですが、母親としての自信がなくなってしまいそうになったとき、私は、この話を思い出します。
この子が、こんなママでもいいって、自分で選んできてくれたんだって。
自分の時間も持てなくて、本当に子育てがしんどくて仕方なかったイヤイヤ期。
そして、今でも。
育児しんどいな~って、ちょっと逃げ出したくなったときには、やっぱり、私はこの話を思い出すのです。
この子にとって、私は、母親として選んだ、かけがえのない存在なんだって。
こんなにイヤイヤで、こんなに私にしんどい想いをさせているけれど、この子は私のことが大好きで、自分が選んだ私だからこそ、安心してこんな風にわがままを言ったり、困らせることができるんだって。
このお話が、本当かどうか、それは分かりません。
でも、そんなことは、実はどうでもいいのです。
ただ、私は、この話を信じることで、このお話にとっても支えてもらっているんです。
このお話を信じることで、息子が何倍も愛しく感じられるんです。
だから、もし、あなたがこのお話を知らなかったら、知ってほしいなと思いました。
本当かどうか分からないし、と、半信半疑であったなら、「そう信じてみることでいいことあるよ~!!」だから、このお話を一緒に信じてみませんか?とお誘いしようと思いました。
私には、あなたのお子さんを抱いてあげたり、預かってあげたり、ということはできないけれど、
こんな風に、ちょっとしんどさから抜け出せた今だから、分かるようになったこととか、
あなたの心が少しでも楽になるかもって話を、これからも、この場で、紹介していけたらいいなぁと思っています。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。