四ノ宮功長官は怪獣が闊歩する日本の防衛隊長官であり、その強さは、かつて防衛隊史上最強と言われれていました。また、四ノ宮功長官は四ノ宮キコルの実の父です。妻である四ノ宮ヒカリも元はナンバーズ4を所有する第2部隊隊長でした。一家そろって怪獣戦闘の才能に溢れています。

今回は、四ノ宮長官の魅力を名言、解放戦力や専用武器、キコルとの関係などを徹底的に解説していきます!

※ネタバレも含んでしまうので、ネタバレが嫌いな方はお気を付けください。

 

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四ノ宮長官とは?!初登場シーンや経歴など徹底解説!!

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 4巻 第33話】

四ノ宮長官は、怪獣8号の正体が防衛隊員日比野カフカであるとバレてしまった後、防衛隊上官クラスの会議にて四ノ宮功が登場しました。初登場シーンもここと勘違いされそうですが、実はもっと早い段階で登場しています。

四ノ宮キコルが防衛隊入隊試験で用意された怪獣を1人で殲滅させた際、四ノ宮長官の娘であることが判明しています。また、その後、四ノ宮キコルが怪獣9号による攻撃でやられそうになった際、回想シーンとして四ノ宮長官が父親として登場しています。思った以上に早く登場していましたね。

四ノ宮長官は、防衛隊のトップであり、かつての防衛隊史上最強の男として語られています。かつての史上最強となっており、今は日本最強の対怪獣戦力としてうたわれている鳴海弦第1部隊隊長が登場し、後進に譲ったかもしれません。もしかしたら、第1部隊の元隊長が四ノ宮長官の可能性もありますね。武力だけでなく人間力も優れており、組織の長として圧倒的リーダーシップを発揮しています。

【怪獣8号】鳴海弦隊長がかっこいい!!強さ最強!?解放戦力・武器は!?名言・髪型・キコルやカフカとの関係まで考察!!

 

四ノ宮功長官の娘は四ノ宮キコル?!妻の四ノ宮ヒカリは元エース?!四ノ宮一家を徹底解説!!

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 4巻 第34話】

四ノ宮功長官の娘は、四ノ宮キコルです。四ノ宮キコルは、入隊前解放戦力測定で、解放戦力46%と最高記録をたたき出し、入隊後は第3部隊で唯一専用武器が与えられます。さらに、立川基地襲撃後には、防衛省最強部隊である第1部隊に配属されるなど次世代のエースとして期待されています。

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 5巻 第44話】

また、四ノ宮長官の妻は、四ノ宮ヒカリであり、元第2部隊長でした。しかも識別怪獣兵器であるナンバーズ4という強力な武器を使うことができるため、四ノ宮功並みかそれ以上の強さがあったと思われます。そんな隊長格の強さをもつ2人の娘が四ノ宮キコルとは、四ノ宮キコルはまさしく防衛省のサラブレットですね。

しかし、四ノ宮ヒカリは、怪獣6号の群発災害を抑えるために、死んでしまいました。彼女は国民のために誠意を尽くしました。彼女のおかげで多くの人が救われたのです。しかし、母を、そして妻を殺された影響は、残された四ノ宮親子の生き方が決定づけました。

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 5巻 第44話】

四ノ宮功長官は、常に完璧であり続けるという信念をもつようになりました。それは、この国のため、そして死んでしまった亡き妻のためにこの身の一生を捧げると誓ったのです。

その信念があるからこそ、史上最強の強さを手に入れたのかもしれません。また、他人にも厳しく、部下や研究者が論理的に甘いことを言った際は問答無用で否定するのも、すべては亡き妻のためなのかもしれません。

そして、四ノ宮キコルが幼い頃、東京討伐中学校に首席で合格した際、四ノ宮功が当たり前だと切り伏せたのは、亡き妻に対する想いが親子であるからこその厳しさだったのかもしれません。

 

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四ノ宮長官は史上最強?!専用武器や格闘術、戦闘シーンから徹底解説!!

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 4巻 第35話】

四ノ宮長官はかつて防衛隊史上最強の強さを持っていると言われていました。現役から退いており、組織の長としての仕事を全うしているため、実力が落ちているのではないかと思いこんでいましたが、とんでもありませんでした。それが明らかになるのは、怪獣8号との戦闘シーンです。

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 5巻 第36話】

上記の図は、暴走した怪獣8号と戦っている様子です。戦いの場として用意された場所は、日本防衛隊の地下基地にあるシェルターでした。最強の硬度を持つと研究者は述べていたのに、一瞬のパンチで周りの壁のあちこちにひびが入っています。怪獣8号もやばいですが、それに互角に渡り合える四ノ宮功長官の強さは半端ないです。

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 4巻 第35話】

強さの秘密は、四ノ宮功長官だけが唯一使える専用武器、識別怪獣兵器(ナンバーズ)FS-1002にあります。腕に装着させるガントレットに発電棒が2本くっついた武器になります。この武器には、1972年に怪獣大国日本の札幌市に現れた怪獣2号の細胞が使われているからです。この専用武器と同様に怪獣2号の細胞が使われたスーツが強さの秘密なのです。

識別怪獣兵器(ナンバーズ)を扱うには、隊長格に渡される武器以上に特殊な才能がなければならず、相性があわない場合、武器にならず封印されることもあるそうです。

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 5巻 第37話】

四ノ宮功長官も他の専用武器保持者と同じく、隊式格闘術が使えます。識別怪獣兵器(ナンバーズ)になると、怪獣2号と同系統の攻撃が使えるようになります。怪獣2号は範囲を拡張させたソニックブームを主な攻撃していましたので、隊式格闘術にも表れています。現在、明らかになっているのは、4種類です。

  • 隊式格闘術2式 発破:識別怪獣兵器が発生するソニックブームと正拳突きを合わせた技
  • 隊式格闘術2式 双破:両手を繰り出してソニックブームを発生させる技
  • 不明 シールド出力全開:ソニックブームを応用した防除技
  • 不明 波動砲のような技:拳同士をたたきつけ、発電させることで、衝撃波を話す技。怪獣8号戦では不発で終わる。上記図参照。

 

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四ノ宮長官が考える最強の部隊とは!!名言・名シーンから熱き信念を紹介!!

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 5巻 第40話】

四ノ宮功長官は日本の未来のためなら、手段を択ばない男です。その一例が、怪獣8号を第1部隊に編入させることです。怪獣8号と戦ってみた四ノ宮功長官は、その結果から兵器化せず、兵隊として運用することを選択しました。他の隊員が反対する中、反対を押し切りました。それだけ強い信念を貫けるのは、怪獣6号の群発災害にて大量の人たちが死に、妻も巻き込まれたことがあったからです。

四ノ宮功長官はこのレベルの災害が起きれば、国が亡びることを懸念し、国を守るために強き信念を持っているのです。

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 5巻 第38話】

反対意見の1つに、前例がないという意見も当然ありました。組織として、前例を大切にするはど風習はどこにでもあるでしょう。しかし、四ノ宮功長官はそんな些細なことを一蹴しているのです。今のご時世、ワンマン上司ともみられる発言ではありますが、強き信念とリーダーシップ、自他ともに厳しい性格、そして実力が伴っている四ノ宮功長官だからこそ言い切れるセリフなのです。

【松本直也 「怪獣8号」 集英社 少年ジャンプ+ 7巻 第48話】

四ノ宮長官が思い描く最強の部隊は、実践での成果を発揮していました。品川討伐作戦で、第一部隊が出動し、怪獣8号である日比野カフカも参加しました。蟻型の怪獣が大規模に現れた上、怪獣9号が分裂して、2体も同時登場するという状態にもかかわらず、防衛ライン突破がたった2箇所という小規模な被害で済みました。これが何が何でも、怪獣から国民を守ると決意した四ノ宮長官の最強の部隊なのです。

 

まとめ

四ノ宮功長官について徹底的に紹介しました。怪獣8号の正体がばれたことでクローズアップされることになりましたが、四ノ宮キコルの実の父親ということもあり、今後も登場してくるでしょう。国のトップのため、怪獣たちと戦うことはないかもしれませんが、今後想定される群発大災害に対してキーマンであることには変わりありません。まだまだ勢いの止まらない怪獣8号、今後も怪獣8号のキャラクター達の魅力を伝えていきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

※今後もどんどん情報を追記予定です!