【出典:3月のライオン10巻 表紙】
やってきました10巻です!あらすじ感想・ネタバレ含みます。9巻は心穏やかに読み終え、それぞれの新生活が始まる春。高校3年と1年になった零君にひなちゃん。学校生活やいかに⁉そして、今回は零君の対戦も久しぶりにみられました♪
そして、なんといっても、今回の最大のネタは妻子捨男!もとい、川本家3姉妹の父が遂に姿を現します。今まで多くを語られてこなかった“父”ものすごいキャラでした(笑)
それでは、どうぞー。
前回のあらすじ感想も書いてます(*´ω`*)
【3月のライオン9巻あらすじ感想!!ひなたと零にフラグ?!滑川臨也も初登場!!】
※ネタバレも含みますので、これから読まれる方はご注意ください。
3月のライオン10巻 あらすじ感想。
零君のもとへついにアオハル(青春)がやってきた!
ひなちゃんが同じ高校に入学してきたことで、零君にもやっと青春が…♡笑。いつも、屋上の階段で一人でご飯と食べていた零君がなんと!!ひなちゃんに言い寄ってくる男の子を駆除wするために、ひなちゃんのもとへ走り、そして、一緒に昼食を食べる!!
これ、零君がずっと夢見てたシーン!!いとも簡単に叶いましたね(笑)一生懸命な零君におばさんニヤケが止まりませんでした(*´ω`*)笑。
【出典:3月のライオン10巻33ページ】
そしてですね、対局のために修学旅行に行けない零君が、
なんだかちょーーースッキリした顔をしていて。その言葉が何だか染みました。
―結局何も変わらなかった
「クリアしなきゃ」
と何度も体当たりして
ケガして泣いたクエストは
ラストまさかの
「ま もういっか」っていう
考えてもみなかった着地点におちついた
“これでいいのか?”って零君ずーっと悩んでいたと思うんですよね。でも、ひなちゃんに救われて“これでよかったんだ”って思えるようになって、そうしたら、なんだか全てのことがどうでもよくなったんでしょうね(笑)
【出典:3月のライオン10巻55ページ】
“気持ちのおさまり場所”って林田先生は言ってますが、納得するまでその場に居続けたからこそ、「もういっか」に至れてスッキリした零君が居るのかなーと思いました。
そして、ひなちゃんの高校生活もお友達が出来て楽しそうに過ごしていることで、川本家には再び安寧が訪れ、それを見守る零君もまた、安心します。
そこで、自分が6月町に来た頃から今を振り返る中での零君の言葉が、また、名言!
人生は計り知れない
「一寸先は闇」って言葉だけがメジャーだけど
その逆もまた十分起こりうるのだ
「三分先は光」みたいに【出典:3月のライオン10巻75ページ】
うん、うん、うん。すごく、深いですよね。何事もどうなるか分からないんですよね。負のオーラをまとっていた零君が10巻の時を経て、憑き物が落ちたようなすっきりなお顔してますもんね(マンガだから主人公が成長しないとおもしろくないのだけどw)
この言葉を読んで思い出したことわざがあって、
それが、“人間万事塞翁が馬”です。
意味は幸福や不幸は予兆しようがないことの例えとありますが、
今不幸だからと言って、不幸が続くわけでもないし
今幸せだからと言って、幸せが続くわけでもない
と思えると、色んな事が軽く思えるというか、
悩みすぎてもこれだけじゃ人生決まらないか☆と思えると、やりたいことをやれるなーって。
私はもともと医療系の仕事をしてたのに、今ではライターとかしちゃってるんでwあぁ、やっぱ人生ってわかんないなーってつくづく思いますね。
零VS入江五段との闘い。
今回久しぶりに零君の対戦が観られましたねー!ただ、今回は入江五段目線から対局が描かれていました。プロ入りして3年で今のB2リーグにいる零君と、プロ入りから20年の時をかけてB2リーグにいる入江五段。
この対局で心に残った言葉がここ
まずは落ち着け パニくったまま暴れるな
また浮いたら 落ち着くまで裏返って 空をみてろ【出典:3月のライオン93ページ】
海辺の小さな学校に引っ越した入江少年が遠泳授業の時に教わった先生からの言葉ですが、私はなんだか、何事にも通ずるなーって感心してしまったというか。入江五段も将棋中にこの言葉を思い出しているくらいなので、ゆっくりと物事を見渡すことって、意外と重要で、意外と難しいなーと思ったのでした。
そして、入江五段は零君との対局において、宗谷名人を思い出し、彼らを大きな魚と表現する部分もおもしろいなと思いつつ、魚がリアルすぎてちょっとコワイ(;´Д`)と思いつつw
そして、この勝負勝ったか、負けたか分かんないんですよー―――(´・ω・`)私は零君が勝ったんじゃないかと見越しているのですが、みなさんどう思います?笑。でも、今読み直してたら、入江五段が勝利したのかな…!?と思ったり。一体どっちなんや…(笑)
魚コワイ…(´・ω・`)w
【出典:3月のライオン10巻109ページ】
妻子捨男VS零君とまさかの公開プロポーズ!?
今回何が面白かったって、川本家の父が出てきたんですよぉぉぉぉ!(※ここから妻子捨男としますw)しかも、3月のライオン史上、イヤ羽海野チカ作品史上最強のクズです!!!!笑。
だってですよ、突然川本家に現れて、今の自分の家族と一緒に暮らそうとか言いだしたり、モモとひなちゃんだけの時を狙って会いにきたり、行動がコワいし、自分のことしか考えてないし(;´Д`)
や…待ってください。さらに怖い人いましたね(笑)そんな妻子捨男の内偵調査をして、行動を予測して先回りしちゃう、零君。彼も十分恐ろしい人間でした…(笑)
さらになにって、妻子捨男に他人の家族の事情に入り込んでくるんじゃねぇ!ってキレられるんですけど、そこで家族全員の前で
「僕はひなたさんとの結婚を考えています。だから他人事なんかじゃないんです」
【出典:3月のライオン10巻169】
って、えぇえぇぇぇΣ(・□・;)零君急に何言い出すの⁉って読者全員が思ったことと思います(笑)そこまで意思を固めていたのね…(/ω\)♡いつも、想像のナナメ上を行く零君がやっぱり、かっこよくて、カワイイと思ってしまうシーンでした(笑)
しかも、ここで10巻は終了!11巻に対決が持ち込まれます…。
【出典:3月のライオン10巻148ページ】
まとめ
やー今回の展開はもう、おもしろすぎましたね(笑)
やっと安定した零君と川本家でしたが、ここにきての妻子捨男(笑)彼の登場によって、さらに零君と川本家の関係が深まっていくんだろうと思いつつも、おばさんどうなるかとっても心配です(;O;)
☆1-6巻、13巻のあらすじと感想も書いてます☆
3月のライオン1巻あらすじと感想と。桐山零が好きすぎる件。
3月のライオン2巻 あらすじと感想と。零君、感情大爆発‼
3月のライオン3巻 あらすじと感想と。林田先生の名言続出‼
3月のライオン4巻あらすじ感想!!島田八段、故郷への想いを乗せて・・・
3月のライオン5巻あらすじ感想・ひなたの名言に涙。いじめなんて無くなれ!
3月のライオン6巻あらすじ感想!ひなたのいじめ問題解決への過程・・・
3月のライオン7巻あらすじ感想・【ひなたいじめ解決】名言が響く・・・
3月のライオン8巻あらすじ・感想。柳原棋匠のかっこいい生き様と闘い。
3月のライオン9巻あらすじ感想!!ひなたと零にフラグ?!滑川臨也も初登場!!
3月のライオン13巻感想・ネタバレ有り。滑川臨也外伝で名言炸裂。