灼熱カバディにて、全国7連覇中の最強星海高校。星海高校にて唯一1年生レギュラーの志場命。すらっとした華奢な身体からくる攻撃は星海高校最強攻撃かと話題になっており、星海高校部長不破仁も実力を認めるほどです。

元バレエ経験者ということもあり、攻撃が華麗であり、能京高校宵越竜哉も初対戦は見惚れてしまうほどでした。独特なテンポやステップから繰り出させる攻撃はカバデイらしくないため、攻略が難しいのかもしれません。

今回は、志場命の強さ、名言や名シーン、過去などを徹底的に紹介していきます!

※ネタバレも含んでしまうので、ネタバレが嫌いな方はお気を付けください。

 

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志場命の過去とは?!性格や考え方など徹底解説!!

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第71話】

星海高校に通う高校1年生。常勝というスローガンを謡い、全国大会が発足してから7年間常に全国制覇をしている星海高校に入部し、唯一レギュラーを獲得している1年生です。どういう経緯でカバディを始めたのかは不明ですが、中学時代に世界大会に選抜された人たちにいわれる元世界組メンバーの1人です。不破仁や王城正人、六弦歩とは2つ下であり、同世代の世界組としては埼玉紅葉高校佐倉学や右藤大元がいます。

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第71話】

大人しく可愛らしい猫のような雰囲気を醸し出していますが、意外と礼儀には厳しい一面があります。宵越竜哉が不破仁にさん付けせずに呼んでいた姿を覚えていた志場命は、宵越竜哉を失礼な人と覚えており、宵越竜哉と再度あった際は、先輩にはさんをつけてくださいと何度もせまりました。さん付けするまで意見を曲げないという頑固な一面もありました。

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第223話】

こういう礼儀に厳しい一面は、バレエ出身だからかもしれません。バレエの現場は、意外と体育会であり、先輩後輩の序列がしっかりしていたので、それが染みついているかもしれませんね。

 

志場命は最強!不破仁も期待する志場命の強さの秘密とは!!

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第27話】

志場命の強さの秘密はバレエに隠されています

全国大会前、宵越竜哉は志場命と3対3のミニゲームで戦っていました。その試合で一緒に戦った宵越竜哉は、志場命の攻撃フォームが、天地を貫く重心で、理想的フォームであるため見惚れていました。そのフォームから繰り出されるロールキックは脅威です。

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第72話】

バレエとカバディに関連があるとは思えないですが、実際かなりの脅威です。柔軟性とリーチの長さからくる攻撃はカバディに有利です。上図を見てください。1m以上あるにもかかわらず、自陣に帰っています。バレエを活かした攻撃をする選手はいない分、対策がとりにくいですね。

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第207話】

全国大会決勝リーグの際、早乙女実花がバレエダンサーの特徴を解説していました。

  • 手足を長く見せるために遠くに届かせる技術をもっていること
  • 関節が柔らかいため遠くまで届くこと
  • 固いのはつま先だけなので、狭いコートは一歩で飛び回ってもおかしくないこと

先ほど解説した柔軟性やリーチの長さだけでなく、一瞬であらゆる所に飛び回る瞬発力もあるのです。

志場命はバレエで培った技術や経験をカバディに活かしているのです。バレエとカバディがここまで相性よかったとは思わなかったです。でも、バレエの経験をカバディに応用して、レギュラーを勝ち取ってしまう志場命の運動神経もすごいです。

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第27話】

志場命の存在が、星海高校不破仁にも影響を与えていました。王城正人曰く、全国大会前に行われた元世界組のインタビュー時みた星海高校不破仁は、守備向きの体格に変更していたことがわかりました。それは、志場命が圧倒的な攻撃手だったので、不破仁は守備向きに筋肉をかえたからだろうと王城正人が分析していました。灼熱カバディ界最強の不破仁が守備向きにかえるほどの実力をもつのが、志場命なのです。

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第221話】

期待の新人である志場命ですが、決勝リーグにて強さに磨きがかかりました。しかも今までにない攻撃パターンを身に着けました。足を極限にまでひねり、足の向きが違和感を感じるほどの位置にあります。なんでこんな風にひねったのでしょうか。

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第221話】

それは、この回転のためだったのです。回転といったら、埼玉紅葉高校の佐倉学が得意とする武器ですが、試合を観戦していた志場命は、それを自分の回避に取り入れたのです。元々バレエ経験者のため、回転に慣れているのかもしれませんが、それを実際に身に着けるまでになっているとは思いませんでした。運動神経のよさが半端ないです。

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志場命がよくわかる名言・名シーン!!

その1「その無茶を当然のようにできる人だと、みんなわかっているからでしょう。

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第27話】

志場命は不破仁部長をとても尊敬しています。上記セリフからそれがよく伝わってきます。星海高校のカバデイ練習は不破仁部長の無茶ぶりが当たり前です。不破仁部長は少しでも甘いことをしている部員に「辞めろ」と当たり前に厳しくします。今の時代、厳しいことをいうとふざけるなという人がでてきてもおかしくないです。それでも不破仁部長についていきたいという想いが自然に出ているセリフです。

 

その2「負けたら敬語・・・先輩には・・・

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第71話】

バレエは体育会系が多いと言われています。元バレエ経験者だからなのかわかりませんが、先輩には敬語を使うという礼儀にこだわっています。星海高校の練習を見学にきた宵越竜哉に敬語を使うことを頑固に言うシーンが上記になります。宵越竜哉は形だけの言葉を嫌うと理由を説明しますが、それでも先輩には敬語を使うことにこだわっており、その頑固さは意外に感じました。とはいえ、このセリフは可愛らしさを感じます。

 

その3「肝の据わった奴だぜ・・・・・・

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第224話】

決勝リーグにて、志場命が星海高校で戦う姿がやっとみることができました。バレエの経験からくるリーチと柔軟性を活かした攻撃は脅威でした。志場命の強さはバレエの技術だけではありませんでした。不破仁が神畑樹の最後の攻撃で倒され、英峰高校との得点を5点も離された星海高校。そんな状態の中、志場命の攻撃は冴えていました。逆転するために5点以上取るかと思いきや、ボーナス得点を利用したタッチに変更するという荒業を実施してきたのです。そんな荒業を決勝リーグでするなんて、精神力が半端ないですね。

 

その4「慣れています。

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第224話】

絶対王者星海高校。王者ならば王者らしい戦い方があると観客が思っています。しかし、王者星海高校冴木銀は、英峰高校若菜剛を自陣地に一歩もいれず、押し返したのです。王者らしくない攻撃です。そんな対応に観客はブーイングの嵐。そんな空気の中、志場命は、慣れていますと答えたのです。海外でバレエを演じてきた志場命にとっては、ブーイングは日常だったのです。表情からにじみ出ているオーラを見た時、志場命に新たな一面を見たような気がしましたね。

 

その5「こんな顔をする奴だったか・・・?!

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第224話】

わたしもそう感じました。こんな表情もできる選手だったとはこれっぽっちも思いませんでした。3対3のミニゲーム時には、冷静に華麗にプレーしており、感情を表に出さないプレーヤーだと思っていました。英峰高校もこの表情の変化に気づき、警戒心を強めるほどでした。感情は作り物だと志場命は語っています。確かに演技だったかもしれません。しかし、こういう表情も志場命らしさなのかなと感じました。

 

その6「ただ不破さんのチームが、負ける姿を見たくないだけ・・・

【武蔵野創 「灼熱カバディ」 裏少年サンデーコミックス 第224話】

決勝リーグ英峰高校戦後半、なんで志場命は変化したのか見えてきませんでした。でも、この一言に凝縮されているのだと思います。志場命にとって、不破仁は尊敬すべき存在です。不破さんが神畑樹に追い出されたままにしたくない、不破さんのいる星海高校が負ける姿をみたくない。そんな想いがでてくるのは、志場命にとっては当然のことなのです。志場命の想いが一番よくわかるいいシーンだったなと思います。

 

まとめ

志場命について語りました。灼熱カバディ前半から登場していたキャラクターであり、圧倒的な攻撃手として警戒されておりました。全国大会決勝リーグが開催され、星海高校の試合が始まった中、その強さがどんどん見えてきました。元バレエ経験者という経歴からくる攻撃は脅威ですね。礼儀正しい性格、頑固な一面、そして不破仁への尊敬の念。志場命の魅力や人間性がどんどん見えてきました。カバディは1人1人に物語があるので、そういう面白さを楽しみにしています。

他にも灼熱カバディの魅力的なキャラクターや熱くなる試合などは沢山ありますので、引き続き伝えていきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

※今後もどんどん情報を追記予定です!